独自の流通網と冷凍技術を武器に。1日3万食の弁当製造現場から生まれる、浜の家の冷凍戦略 - 急速冷凍機の厳選比較サイト「春夏秋凍」 https://shunkashutou.com 急速冷凍機の一厳選比較サイト「春夏秋凍」では、厳選された急速冷凍機を比較・検討できるポータルサイトです。各メーカーに問い合わせ不要で、あなたにピッタリな急速冷凍機がココで見つかります! Wed, 22 Jul 2026 04:33:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=7.1.3 焼きたてふわふわ食感を全国へ。地域に愛され続けるチーズケーキ店の販路拡大 https://shunkashutou.com/case/case-zuuchifoods/ Wed, 22 Jul 2026 04:33:02 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31869 34年間地域に愛され続けるチーズケーキ専門店「ずーち」は、ふわふわ食感をそのままお届けするために、急速冷凍機「アートロックフリーザー」を導入しました。ECやふるさと納税による全国販売を実現し、売上向上や新商品開発にもつながっています。同店の導入背景から成果、今後の展望までをご紹介します。

基本情報

  • 会社名 有限会社ずうちふうず
  • 都道府県:大阪府
  • 業種:洋菓子製造・販売
  • 凍結品目:チーズケーキ
  • 品質面での課題:冷凍すると食感や風味が損なわれること
  • ビジネス面での課題:冷蔵で賞味期限が3日と短く、遠方への販路拡大が難しかったこと
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景

「ずーち」は、大阪府寝屋川市で34年間営業を続ける焼きたてチーズケーキ専門店です。現在では店舗販売に加え、スーパーへの卸売やEC販売など販路を広げています。同店の最大のこだわりは、焼きたてならではのふわふわ食感。生地づくりは職人が手作業で行い、気温や湿度に合わせて混ぜ方を調整。焼成中も膨らみや焼き色を確認しながら温度や位置を細かく調整することで、軽やかな食感を生み出しています。

一方で、賞味期限は冷蔵で3日間と短く、寝屋川市のふるさと納税返礼品の話があっても、全国配送では十分な品質保持が難しい状況でした。また、一般的な冷凍では解凍時に水分が出て食感が変わってしまうことが課題でした。そこで、焼きたての品質を維持できる急速冷凍機を検討。ふんわりとした食感が解凍後もしっかり残っていることが評価され、2025年11月にアートロックフリーザーが導入されました。

導入後に実施したこと:焼きたてのおいしさを全国へ

導入後は、焼きたてのチーズケーキを急速冷凍し、ECやふるさと納税を通じて全国のお客様へお届けできるようになりました。焼き上がった直後のふっくらとした状態で凍結することで、解凍後もふわふわとした食感を再現。1回の凍結で24個を約100分かけて凍結し、解凍方法は冷蔵解凍を推奨しています。

また、冷凍商品の製造を店舗の空き時間に行うことで、生産業務を平準化。余裕がある時間を活用する運用により、効率的な製造体制を実現しています。さらに、冷凍技術を活用した商品づくりへの意識も高まり、スタッフから新しい冷凍商品の提案が出るなど、モチベーション向上にもつながっています。

導入後の成果:全国配送の実現と売上向上

アートロックフリーザーの導入により、これまで難しかった全国販売が可能となりました。ECやふるさと納税を通じて遠方のお客様にも商品を届けられるようになり、「帰省しなくても取り寄せられるようになってうれしい」といった声も寄せられています。冷凍商品のリピート購入も増え、品質への満足度の高さがうかがえます。

また、ECをきっかけに店舗へ来店する新規顧客も増加。SNSでの発信効果も相まって、オンラインと店舗の相乗効果が生まれ、売上は前年と比べて大幅増となりました。

今後の展開:卸販売のさらなる拡大とOEMへの展開

今後は、近畿圏以外への卸販売をさらに拡大するとともに、OEM製造への展開も視野に入れています。テーマパークや道の駅、サービスエリアなど、新たな販路への挑戦も進めていく予定です。また、現在のチーズケーキに加え、プレミアム価格帯の商品開発にも取り組んでいきたいと考えています。

焼きたてのおいしさを全国へ届けられるようになったことで、これまで諦めていた販路にも挑戦できるようになりました。アートロックフリーザーは、ずーちふうずが長年育んできた焼きたてのおいしさを全国へ届け、これからの事業を支える存在となっています。今後も冷凍技術を活用しながら、新たな商品や販路の開拓に挑戦していきます。

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老舗洋食店「キッチンABC」が実践する、職人の味を守る冷凍活用 https://shunkashutou.com/case/case-kitchinabc/ Thu, 16 Jul 2026 10:42:00 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31855 昭和44年創業の老舗洋食店「キッチンABC」は、「脳が覚える味」をコンセプトに、看板メニューのオリエンタルライスをはじめとする洋食を提供してきました。2022年にアートロックフリーザーを導入し、当初は冷凍商品の開発・販売をスタート。現在では、店舗の仕込み負担軽減や品質の標準化、新たな販路開拓、さらには職人技術の継承を支える仕組みとして、冷凍技術を活用しています。

基本情報

  • 会社名 株式会社東京フードサービス(キッチンABC)
  • 都道府県:東京都
  • 業種:飲食店
  • 凍結品目:ハンバーグのタネ、ソース、惣菜、冷凍弁当、ミールキットなど
  • 品質面での課題:店舗ごとの仕込み品質のばらつき、店の味の再現
  • ビジネス面での課題 属人的な店舗運営、新販路の開拓、事業承継
  • 導入機種 アートロックフリーザー

導入背景

コロナ禍をきっかけに、「お店をなくしたくない」という思いから、IT企業に勤めていた現社長が家業を承継しました。事業を見直す中で見えてきた課題は、職人に依存した店舗運営、時代の変化への対応、そして事業の将来像の3点でした。そこで着目したのが冷凍技術です。当初はECや冷凍自販機向け商品の開発を目的としてアートロックフリーザーを導入しましたが、実際に運用する中で、冷凍技術は販路拡大だけでなく、既存店舗の運営改善にも活用できることが分かりました。

導入後に実施したこと

現在は「新たな売上づくり」と「既存店舗の支援」の両面で冷凍技術を活用しています。ファクトリーではハンバーグのタネやソースを一括製造・冷凍し、店舗へ配送する体制を構築。これまで各店舗で行っていた仕込みを集約することで、繁忙期の負担軽減と品質の均一化を実現しました。また、ハンバーグをこねる機械や多機能調理器「iVario」を導入し、製造体制も強化。冷凍食品の開発で培った知見を活かしながら、計画生産の仕組みづくりを進めています。

商品開発では、店の味をそのまま冷凍するのではなく、最適な提供方法を模索しました。例えば、オリエンタルライスは当初冷凍弁当として販売を検討しましたが、電子レンジ加熱による品質低下を理由に見送り。その後、お客様がフライパンで約5分調理するミールキットへ変更することで、高い再現性を実現しました。惣菜プレートでは包装方法を工夫して解凍ムラを改善するなど、試作と検証を繰り返しながら品質を高めています。

導入後の成果

冷凍商品の販路は、ECや冷凍自販機に加え、百貨店のお中元・お歳暮、介護施設への卸、オフィス向け置き型社食などへ拡大しました。外商向けカタログでは、一度に約200セット、2,000食規模の受注を継続的に獲得しています。ECもリピーターを中心に前年比約2倍で成長。冷凍自販機は、計画生産に適したラインナップへ見直し、利益を確保しながら継続できる運営体制を整えました。

一方、店舗運営では仕込み時間やスタッフの負担が軽減され、品質のばらつきも改善。冷凍商品をきっかけに店舗へ来店するお客様も増え、リアル店舗との相乗効果も生まれています。

今後の展開

今後は、既存店舗のブランドを守りながら、新たな販路を通じてより多くのお客様へキッチンABCの味を届けていく方針です。また、新業態を展開する際には、最初から冷凍活用を前提とした商品設計やオペレーションを構築することも視野に入れています。

キッチンABCでは、冷凍技術を単なる保存手段ではなく、職人技術を次世代へ継承するための仕組みと位置付けています。職人の感覚や技術を活かしながら、再現性や計画生産を実現し、「守る」と「変える」を両立することで、長年愛されてきたブランドの価値を未来へつないでいきます。

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高付加価値化で水産業を次の時代へ。冷凍が支える天草・真鯛養殖の戦略転換 https://shunkashutou.com/case/case-fukunari/ Sun, 01 Mar 2026 21:17:39 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31806 熊本県天草市の株式会社ふく成は、真鯛・とらふぐ養殖を軸に6次産業化を推進しています。その要となるのがアートロックフリーザーです。コロナ禍や赤潮被害を契機に、冷凍は単なる保存ではなく経営を支える戦略へと進化しました。ふく成の取り組みと成果を紹介します。

基本情報

  • 会社名:株式会社ふく成
  • 都道府県:熊本県(養殖拠点:天草市)
  • 業種:水産養殖業/水産卸売業/加工販売(6次産業化)
  • 凍結品目:養殖真鯛(フィレ、切身、ポーションカット、加工品 ほか)
  • 品質面での課題:鮮魚出荷の鮮度保持の時間的制約、自然環境リスクによる品質・数量の不安定化
  • ビジネス面での課題:市場価格依存型の経営構造、コロナ禍による業務用卸需要の急減
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景 「こどもたちの未来に食をつなぐ」養殖業から6次産業へ

熊本県天草市で真鯛・とらふぐの養殖を手がける株式会社ふく成は、「こどもたちの未来に食をつなぐ」をミッションに掲げ、持続可能な水産業の実現に取り組んでいます。

従来は養殖した鮮魚を市場へ出荷するビジネスモデルが中心でしたが、コロナ禍で業務用卸の需要が急減したことを機に、鮮魚卸中心のモデルから、加工・販売まで自社で手がける6次産業化へと大きく舵を切りました。アートロックフリーザーの冷凍技術を活用すれば、出荷タイミングを調整できるだけでなく、新たな販路開拓も可能になる。こうした発想から、2022年には加工場を新設し、アートロックフリーザーを増設。本格的に冷凍を軸とした高付加価値商品の開発へと進みました。

ふく成は、フィッシュ(魚)とフレッシュ(新鮮)を掛け合わせた「フィレッシュ」ブランドを展開。アートロックによる急速冷凍と、冷凍保管中に旨みを高める冷凍熟成技法を組み合わせました。研究機関の味覚分析では、凍結前と比較して旨み・コクが約2.7倍に増加したという結果も得られています。冷凍=品質を落とすという従来のイメージを覆し、「冷凍することで、より美味しくする」という付加価値創出に成功しました。

また、商品開発は、子育て中の従業員の声から生まれます。「忙しい家庭でも使いやすい魚商品」という視点から誕生したのが、人気商品の「タイコロステーキ」。カット済みで使いやすく、家庭用から業務用まで幅広く活用されています。下処理済みのポーションカット商品は、結婚式場やホテルなど人手不足が深刻な現場で高い評価を獲得。冷凍により必要な分だけ解凍できる利便性も支持されています。


タイコロステーキを使ったお子様プレート

ふく成のHPでは、商品を使ったレシピを多数紹介

ふく成は、産直サイトでの冷凍真鯛販売を開始し、「食べチョクアワード」水産部門で2年連続1位を獲得。EC販売を確立しました。さらに、イオン九州、イズミ、生協など量販店への展開を拡大。2025年にはデイブレイク主催の商談会をきっかけにダイエーの一部店舗でも販売を開始しています。

ふく成の商品が販売されている売場

導入後の成果 売上構造の変化やリスク対応力の向上、労働環境の変化

年間売上は約3億円。卸売が約7割、ECが約3割という構成で、そのうち冷凍商品が全体の約3割を占めています。鮮魚卸に依存していた体制から、加工度の高い高利益商品の比率を高める構造へと転換しました。また、ここ数年、天草では赤潮被害が続いています。一晩で大量の魚が失われるリスクがある中、冷凍加工体制を整えたことで、予兆段階での事前凍結が可能になりました。冷凍は単なる保存技術ではなく、自然リスクに対する経営の守りとしても機能しています。

取締役の平尾有希さんは、様々なコンテストに登壇。未来を見据えたふく成の取り組みが評価され、各種受賞歴を持つ

さらに、水産業界の慢性的な人材不足に対し、加工事業の拡大は新たな雇用創出にもつながりました。子育て中のスタッフが時短勤務で働ける体制を整備し、若手から70代まで幅広い世代が活躍しています。加工販売を軸に据えたことは、事業収益だけでなく、地域雇用や業界イメージの改善にも波及しています。

今後の展開

ふく成は今後、加工度が高く利益率の高い冷凍商品の比率をさらに引き上げていく方針です。

目指すのは、
・高品質な養殖魚のブランド確立
・冷凍技術を活かした安定供給モデルの構築
・「魚を食べる文化」の再活性化

冷凍は、単なる保存ではなく、品質を守り、価値を高め、リスクを分散し、経営を強くする技術です。「こどもたちの未来に食をつなぐ」というミッションの実現に向け、アートロックフリーザーを軸とした高付加価値戦略は、天草から新しい水産業モデルを発信し続けています。

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独自の流通網と冷凍技術を武器に。1日3万食の弁当製造現場から生まれる、浜の家の冷凍戦略 https://shunkashutou.com/case/case-hamanoya/ Sun, 04 Jan 2026 23:36:42 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31772 1日に約3万食の弁当を製造・出荷する株式会社浜の家。給食・惣菜事業を基幹とする同社は、既存事業の生産性向上と新事業の開拓のために急速冷凍機アートロックフリーザーを導入しました。冷凍弁当だけでなく、チルド惣菜の冷却や新商品開発など、多用途で活用。既存事業の強固な基盤を活かしながら、冷凍技術を新たな武器として展開する浜の家の取り組みをご紹介します。

基本情報

  • 会社名:株式会社浜の家
  • 都道府県:兵庫県
  • 業種:弁当・惣菜・給食製造業
  • 凍結品目:弁当惣菜、冷凍弁当ほか
  • 品質面での課題:盛り込み後の温度上昇、冷却時間の長さ
  • ビジネス面での課題:新規事業開発、需要変動への柔軟な対応
  • 導入機種:アートロックフリーザー(小型機)4台

導入背景:新規事業を見据えた冷凍・冷却体制の構築

浜の家では、既存の給食・惣菜事業に加え、冷凍食品を軸とした新規事業の可能性を検討していました。その中で求められたのが、既存事業の生産性向上にも活用できる「冷凍」と「冷却」の両方に柔軟に対応できる設備です。特に課題となっていたのが、調理後の惣菜を3℃以下まで冷却する工程でした。従来設備では、盛り込み時に温度が上がってしまい、作業効率や品質管理の面で改善の余地がありました。そこで、盛り付け場近くに設置でき、短時間で確実な冷却・冷凍が可能なアートロックフリーザーの導入を決断しました。

導入後に実施したこと:4台を使い分ける柔軟な運用

導入されたアートロックフリーザーは計4台。すべて同一エリアに設置し、時間帯や用途によって使い分けています。午前中は高齢者施設向けチルド惣菜の冷却用途として活用し、夕方以降は冷凍弁当の製造に使用するなど、1日の中で用途を切り替えながら稼働させています。冷却用途では、庫内温度を−40℃に設定したまま、食品が約30分で3℃程度になるよう逆算して使用。これにより、盛り込み後の温度上昇を抑え、スムーズな製造導線を実現しました。

また、すべてを芯まで凍結せず、厚みの一部のみを急速冷凍し、その後プレハブ冷凍庫へ移送する運用も採用。品質に影響の出にくい食品では、この方法により作業時間の短縮を図っています。小型機を複数台導入したことで、将来的な用途拡張にも柔軟に対応できる体制が整いました。

導入後の成果:製造効率向上と事業展開

現在、アートロックフリーザーは冷却・冷凍を合わせて、1日あたり約2,000食分の製造に活用されています。製造スタッフ約12名の体制でも、安定した品質と効率的なオペレーションが可能になりました。チルド惣菜については、配送距離や納品頻度を踏まえ、冷凍ではなくチルドで毎日届ける形を選択。冷却性能の向上により、この製造体制を支えられるようになっています。冷凍弁当の需要も着実に伸びており、納品エリアの拡大に伴い、冷凍機の活躍シーンは今後さらに増えていく見込みです。

今後の展開:ピザ・透析食・寿司への挑戦

今後の展開としてまず構想しているのが、冷凍ピザ事業です。閉店した近隣のイタリアン店舗の石窯を活用し、焼きたてのピザを急速冷凍することで、店舗の味を高い再現性で残せることを確認しました。家庭用・業務用双方での商品化を目指しています。次に検討しているのが、透析患者向けの冷凍食。専門の栄養士と連携し、栄養設計された食事をセット化して病院へ提供する構想です。患者・医療機関双方の負担軽減につながる可能性があります。さらに、寿司への挑戦も視野に入れています。代表自身の板前経験を活かし、大阪らしい甘めのシャリを特徴とした冷凍寿司を、冷凍技術によって全国へ届ける構想です。

1日3万食を安定供給できる製造力と、既存の仕入れ・流通網は、冷凍事業においても大きな強みとなります。浜の家は今後も、強固な基盤と冷凍技術を掛け合わせ、新しい価値を生み出す商品づくりに挑戦していきます。

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季節も距離も越えて、十勝の恵みを通年で届ける。一次加工済みの野菜が飲食店の人手不足に貢献 https://shunkashutou.com/case/case-tokachiarkkitcin/ Fri, 26 Dec 2025 09:15:08 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31751 北海道・十勝の豊かな農産物を、旬の美味しさそのままに全国へ届けたい。とかちアークキッチン株式会社は、障害者就労支援A型事業所として、地域の農産物加工に取り組む企業です。デイブレイクのアートロックフリーザーを導入することで、鮮度・風味・食感を保ったまま、野菜を通年供給する体制を構築しました。

基本情報

  • 会社名:とかちアークキッチン株式会社
  • 所在地:北海道
  • 業種:指定障がい福祉サービス
  • 凍結品目:ジャガイモ、玉ねぎ、アスパラガスほか
  • 品質面での課題:野菜は水分量・繊維が多く、冷凍による食感劣化が起きやすい
  • ビジネス面での課題:生野菜では日持ちせず、首都圏など遠方への安定供給が難しい
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景:旬の美味しさを全国へ届けるための選択

とかちアークキッチン株式会社は、十勝の農家と直接契約し、ジャガイモや玉ねぎ、かぼちゃなどの農産物を仕入れて一次加工を行っています。「生野菜のままでは日持ちせず、産地から遠い地域へ届けるには限界がある。十勝の野菜を、もっと自由に、もっと遠くへ届けたい」その想いから冷凍技術の活用を検討し、アートロックフリーザーによる凍結テストで食感や風味が損なわれないことを確認した上で、導入を決定しました。

導入後に実施したこと:現場に合った加工・凍結オペレーションを構築

導入後は、野菜ごとに最適な加工・凍結方法を検証。アスパラガスは、カット・加熱後に冷凍することで、下処理不要の業務用素材として飲食店やホテルなどに提供しています。収穫期の短い食材も、通年供給が可能になりました。また、アートロックフリーザーは、LEDの色で運転状態が一目で分かる仕様です。複雑な操作が不要なため、障害のあるスタッフも安心して作業に参加でき、作業の属人化を防ぐことにつながっています。

導入後の成果:下処理済み冷凍野菜と加工品が生んだ、販路拡大と食品ロス削減

冷凍技術の導入により、事業は大きく拡大しました。飲食店からは「下処理済みで、そのまま使える冷凍野菜は人手不足対策になる」と高評価を獲得。さらに、規格外野菜をペーストや加工品として冷凍することで、新たな商品価値の創出を実現しました。かぼちゃやサツマイモのペーストは、菓子店やベーカリーで活用されています。帯広名物の豚丼をアレンジした「豚丼ボール」など、地域性を活かした冷凍商品も誕生。イベントや物産展、百貨店催事など、販路拡大にもつながっています。

今後の展開:冷凍を武器に、十勝の味を全国へ

複数品種のジャガイモを使用した冷凍カラフルポテトは、有名ホテルのビュッフェに採用されました。玉ねぎスライスも人気ベーカリーの期間限定商品として展開されるなど、冷凍を通じた実績は着実に積み上がっています。 今後は業務用に加え、物産展やギフト向け商品にも注力予定です。冷凍という手段があるからこそ、旬や距離の制約を超えて地域の味を届けられる。とかちアークキッチンは、これからも十勝の恵みを全国へ広げていきます。

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少人数・省スペースでも高品質を実現。セントラルキッチン×急速冷凍が支える多業態飲食経営 https://shunkashutou.com/case/case-randbsyuhari/ Fri, 26 Dec 2025 01:51:46 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31761 神戸を拠点に、ローストビーフ専門店やカツ丼店をはじめとした多彩な飲食業態を展開する有限会社アール・アンド・ビー守破離。同社では、複数業態を効率的に運営するため、セントラルキッチン(以下、CK)を活用した製造体制を構築しています。その中で近年導入したのが、急速冷凍機アートロックフリーザーです。冷凍による品質保持と製造効率の向上は、店舗オペレーションの簡略化や人材不足への対応、新たなメニュー開発にもつながっています。

基本情報

  • 会社名:有限会社アール・アンド・ビー守破離
  • 都道府県:兵庫県
  • 業種:飲食店経営(多業態展開)
  • 凍結品目:牛肉(ステーキ用など)、パン粉付きとんかつ(揚げ前)
  • 品質面での課題:従来冷凍ではドリップが発生しやすく、生への再現性に課題
  • ビジネス面での課題:多業態展開に伴う製造量増加への対応、省スペース店舗のオペレーション制約
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景:多業態・大量調理に対応するために求められたスピードと品質

同社では、神戸市内に2つのCKを構え、肉の加工やタレ・惣菜類の調理を集約しています。各店舗では仕上げと盛り付けのみを行う体制をとることで、品質の均一化と効率化を図ってきました。一方で、神戸牛をはじめとする牛肉の取り扱い量が増える中、従来の冷凍方法では凍結に時間がかかり、大量生産やスピーディーな対応が難しいという課題がありました。そこで注目したのが、凍結スピードが速く、ドリップを抑えられるアートロックフリーザーです。品質面・効率面の両立が期待できる点が、導入の決め手となりました。

導入後に実施したこと:肉加工から揚げ物まで。セントラルキッチンで広がる急速冷凍の活用領域

導入後、まず取り組んだのがステーキ用牛肉の冷凍保管・流通です。店舗ごとに日々変動する注文量に対し、ロスを出さず安定供給できる体制を整えました。さらに、カツ丼業態で使用する「揚げる前のとんかつ」の冷凍にも着手しています。アートロックフリーザーは強風を当てて凍結する方式ではないため、パン粉が飛ばず、つけたてのふんわりした状態を維持できる点が特長です。CKでパン粉付けまで行い、冷凍した状態で各店舗へ配送するオペレーションの検証を進めています。

導入後の成果:製造量は倍増、店舗負担は軽減。効率化が生んだ品質向上と新たな可能性

アートロックフリーザーの導入によって、同じ時間で製造できる量は約2倍に増加しました。凍結時間の短縮により人件費を抑えられただけでなく、これまで手が回らなかった業務にも取り組めるようになっています。また、効率が向上したことで、店舗ごとの細かな要望にも対応可能になりました。牛肉の厚み調整など個別対応が実現し、その結果、薄切り肉を活かしたすき焼きメニューなど、新たな商品開発にもつながっています。店舗側では、仕込み作業が減ることで省スペース化が進み、限られた人員でも安定した営業が可能になりました。作業の平準化は、アルバイトスタッフの負担軽減や働きやすさの向上にも寄与しています。

今後の展開:冷凍を軸に、省スペース・少人数でも成立する次世代の店舗モデルへ

今後は、CKでの製造力をさらに高め、パン粉付きとんかつをはじめとした冷凍商品の量産にも取り組む予定です。冷凍を前提とした体制を整えることで、フランチャイズ展開やさらなる多店舗化も視野に入れています。人材不足が深刻化する飲食業界において、冷凍とセントラルキッチンを活用した計画生産は、誰でも安定して美味しい料理を提供できる環境づくりにつながります。同社は今後も、効率的で質の高い店舗運営を追求しながら、より多くのお客様に豊かな食体験を届けていく考えです。

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老舗水産加工・丸一土井水産の弾力あるかまぼこの食感を冷凍で再現。製造量は2倍以上に。流通現場の人手不足を見据えた商品開発も https://shunkashutou.com/case/case-maruichidoisuisan/ Thu, 25 Dec 2025 07:50:42 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31742 北海道・小樽で120年にわたり水産加工を手がける株式会社丸一土井水産。同社は近年、新たな柱としてかまぼこ事業に本格参入しました。生産量を増やすことを目的に急速冷凍の導入を検討した際、課題となったのは「かまぼこの食感の再現」でした。それを実現できる冷凍機として導入されたのが、アートロックフリーザーです。品質維持と生産性向上を両立し、製造量は2倍以上に拡大。さらに、流通現場の人手不足を見据えた商品開発にも挑戦しています。

基本情報

  • 会社名:株式会社丸一土井水産
  • 所在地:北海道小樽市
  • 業種:水産加工業
  • 凍結品目:かまぼこ
  • 品質面での課題:冷凍時にかまぼこの弾力が失われる
  • ビジネス面での課題:人手不足による製造量の制限。魚資源減少・原料調達の不安定化
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景:かまぼこの弾力を損なわない品質と生産性の両立を求めて

丸一土井水産は明治38年創業。水産仲買業から始まり、時代の変化に応じて水産加工、冷凍食品事業へと事業領域を広げてきました。近年、温暖化の影響などにより魚の仕入れが不安定になる中で、「次の一手」として着目したのがかまぼこの製造でした。かまぼこ事業を本格始動した後、生産量を増やすために急速冷凍機の導入を検討。その際に課題となったのが「食感の再現」でした。通常の冷凍では、同社のかまぼこ特有の「噛むと跳ね返る弾力」が失われてしまう。生産量増加と品質維持を同時に実現できる冷凍技術を探す中で、アートロックフリーザーと出会いました。

導入後に実施したこと:整形後の急速冷凍による製造フローの再構築

導入後、同社ではかまぼこを揚げる前の整形段階で凍結し、小売店や飲食店へ納品する体制を構築。現地で揚げてもらうことで、「蒲鉾のマルイチ」の味と食感を再現できる仕組みを整えました。レシピ自体を冷凍向けに大きく変えることはせず、魚の身質や具材の水分量に応じて、すり身工程で微調整を行うのみ。アートロックフリーザーの安定した凍結環境により、冷凍による品質ブレが起きにくく、繊細なかまぼこでも安定生産が可能になったといいます。また、かまぼこ以外の大量生産が必要なフライ商品については、−40℃のプレハブ冷凍庫を併用。商品特性に応じて冷凍設備を使い分ける体制を整えました。

導入後の成果:製造量は2倍以上、週休2日も実現。品質を保ったまま現場改善

最大の成果は、生産量の大幅な増加だ。導入前は1日300〜400食が限界だったかまぼこの製造量が、現在は約1,200食/日と2倍以上に拡大。冷凍保管期間も半年確保でき、計画生産が可能になりました。製造効率の向上は、働き方改革にもつながっています。以前は週6日稼働が当たり前だったが、現在は平日で製造を完結でき、ほぼ週休2日制を実現。約20名の製造スタッフの負担軽減と、安定した生産体制に寄与しています。

品質面では、冷凍しても弾力が損なわれず、食べ比べても違いが分からないレベルを実現。昔市場で親しまれていた「野菜メンチ」を再現した「かまカツ」など、懐かしさと新しさを兼ね備えた商品づくりも可能になりました。

今後の展開:揚げたて冷凍で人手不足に応える。流通現場を見据えた商品開発

同社が次に見据えるのは、流通・小売現場の人手不足への対応です。スーパーのデリカ部門において調理人材の確保が年々難しくなっていることを受けて、揚げたて状態で冷凍した商品の開発を検討しています。「アートロックフリーザーは、揚げた後冷凍でも衣のサクサク感を保ち、電子レンジ加熱でも品質が落ちにくい。水分の多い魚種でもべたつかず仕上がる点は、他の冷凍機にはない強み」と期待を寄せています。最高の状態を閉じ込め、そのまま届ける。効率化だけでなく価値を高める冷凍技術を武器に、丸一土井水産はつくり手と売り場の双方に寄り添う商品開発を進めています。

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大阪の青果仲卸・泉州屋が冷凍加工事業を始動。フルーツの旬を閉じ込めて全国へ https://shunkashutou.com/case/case-sensyuya/ Mon, 13 Oct 2025 07:06:23 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=31605 大阪・東部中央卸売市場で70年以上にわたり仲卸業を手がけてきた株式会社泉州屋が、急速冷凍機「アートロックフリーザー」を導入して冷凍加工事業を本格始動しました。冷凍を新しい武器に、フルーツや鮮魚を一気通貫で加工・販売する泉州屋の取り組みを紹介します。

基本情報

  • 会社名:株式会社 泉州屋
  • 都道府県:大阪府
  • 業種:青果・水産仲卸業、冷凍加工事業
  • 凍結品目:フルーツ、水産
  • 品質面での課題:従来の冷凍ではフルーツのみずみずしさや香りを保つことが難しかった
  • ビジネス面での課題:冷凍を活用するまでは、生鮮流通の地理的制約があった
  • 導入機種:アートロックフリーザー

【導入背景】仲卸業の新たな柱としての冷凍加工を始動

泉州屋は大阪・東部中央卸売市場を拠点に、果物・野菜・水産物を取り扱う仲卸として地域の食を支えてきました。卸売市場を取り巻く環境が変化する中で、供給の安定化、商圏の拡大、そして持続可能な仕入れ体制の構築を目指して泉州屋が2024年に本格始動したのが冷凍加工事業です。春には大阪市内に冷凍加工専用の新工場を竣工。同時に導入されたのが、デイブレイクの「アートロックフリーザー」です。「品質」「処理スピード」「製造能力」「操作性」などあらゆるバランスに優れていたことが決め手となりました。

【導入後に実施したこと】旬のフルーツを冷凍し小売・外食に展開

アートロックフリーザー導入後、着手したのが国産フルーツの冷凍加工です。春はイチゴ、夏はマンゴー・ゴールドバレルパイン・白桃、秋にはシャインマスカット等の葡萄、冬には柑橘類など、全国から仕入れる旬の果物を、鮮度そのままに凍結します。従来は難しかった「解凍後の香りとみずみずしさの再現」ができるようになり、スーパーや飲食店などでの採用が拡大。PB商品やオーダーメイド商品の開発も進行しており、柔軟な対応力が取引先から高い評価を得ています。

また、泉州屋の冷凍加工事業では、規格外フルーツを活用した菓子製造も進めています。形や大きさの理由で市場に出せないフルーツをピューレ加工し、マカロンやジェラートなどの高付加価値スイーツとして商品化。国産フルーツの生産量が減少する中、生産者支援を目指す取り組みです。

【導入後に実施したこと】一次加工・OEMで外食業界の課題を解決

フルーツ加工に続き、泉州屋では一次加工やOEM対応にも力を入れています。鮮魚の分野では、仕入れた魚を下処理・凍結して納品することで、ホテルのセントラルキッチンの役割を担っています。人手不足が深刻化する現場において、冷凍を活用した一次加工は、仕込み時間の短縮や人材コスト削減に直結するソリューションです。

【導入後の実績】冷凍鮮魚の輸出も始動。東南アジア市場へ拡大

現在、マレーシアを中心に、ブリや鯛などの冷凍鮮魚輸出にも取り組んでいます。魚を下処理した上で丸ごと凍結し、船便で輸出。既に数回の輸出実績があり、1回あたりの売上規模はおよそ1,000万円。2〜3ヶ月に1度のペースで輸出を行っており、今後はさらに頻度を高め、東南アジア各国への展開を広げていく計画です。

泉州屋の冷凍事業を支えるのが、「都市型工場構想」です。仕入市場・冷凍加工工場・出荷センターを大阪市内800m圏内に集約することで、鮮度保持と物流効率化を実現しました。原料をすぐに加工し短距離で出荷できるため、品質劣化や原料ロスを最小限に抑制。取引先との商談から出荷までをスピーディに行える点もメリットです。

【今後の展望】冷凍を軸に、商圏と価値を広げる

現在、冷凍加工事業は全体の約8割がフルーツですが、今後は水産分野の比率をさらに高めていく見込みです。フルーツでは生産者支援と安定供給を目指し、水産では冷凍による船便輸送でコスト競争力を強化。冷凍を活用することで、これまで制約があった生鮮流通の商圏を、東京、そして海外へと拡大できる可能性が広がりました。都市型工場や柔軟な提案力など泉州屋の強みを活かし、今後も冷凍を軸とした事業展開を加速させていきます。

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米どころ北陸の米心石川が冷凍市場へ本格参入。1年で売上は5倍成長。冷凍技術で米飯の可能性を広げる https://shunkashutou.com/case/beishinishikawa/ Mon, 16 Jun 2025 09:10:18 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=30685 日本の米文化を支える米飯企業米心石川は、米の販売だけでなく、炊飯部門を強化し、2022年から冷凍食品事業に本格参入。当初は緩慢冷凍での試験運用でしたが、さらなる品質向上と生産量拡大を目指し、最先端の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を導入しました。これにより、お米の美味しさをそのまま閉じ込めた高品質な冷凍食品の製造が可能に。国内外からの需要が高まる中、米心石川のお米へのこだわりと冷凍技術が掛け合わさり、お米の可能性を広げています。

基本情報

  • 会社名:株式会社米心石川
  • 都道府県:石川県
  • 業種:食品製造業(米穀事業、炊飯事業)
  • 凍結品目:米飯
  • 品質面での課題:従来の緩慢冷凍では「白蝋化」が避けられなかった
  • ビジネス面での課題:従来の緩慢冷凍では製造量に限界があった
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景:冷凍商品の品質向上・生産量拡大を目的に導入

米心石川は、年間売上約100億円の米飯事業を展開しています。主に「米穀部」と「炊飯部」に大きく分かれ、売上比率は約8:2。炊飯部では、3年前(2022年)に冷凍事業を新たに開始しました。当初は緩慢冷凍で試験的にスタートし、品質向上と生産量の拡大を目指して最新技術の急速冷凍機「アートロックフリーザー」を導入。本格的な事業化へと舵を切りました。

導入後に実施したこと:ご飯の品質、生産能力が向上。主力商品の冷凍キンパは1日約800本製造

米心石川の冷凍商品の主力は韓国風海苔巻き「キンパ」で、売上の50%を占めています。他にも、カレーライス(30%)、焼きおにぎり(10%)、米粉のマフィン(10%)を展開。ここ一年で商品が拡充されました。カレーライスは、ルーとご飯が一体化した状態で冷凍していて卸先でも人気の商品です。品質面では、アートロックフリーザー導入後、特にご飯の品質が向上しました。従来の緩慢冷凍では避けられなかった「白蝋化」が大幅に軽減され、ふっくらとした食感がそのまま維持されるようになりました。

一日の製造量は、キンパ約800本、カレー約400パック。現在の生産サイクルは1回ですが、今後は2回転させることで、さらに生産能力を高める計画です。省力化を進めるため、シーラーや自動充填機の導入も検討中。生産効率を向上させながら、より多くのお客様に高品質な冷凍食品を届ける体制を整えています。

導入後の成果:冷凍事業の売上は1年で5倍に成長。来年度は売上1億を目指す

冷凍事業の売上は急成長しており、炊飯部の売上20億円のうち、冷凍食品は昨年度5,000万円です。割合でみると2.5%ですが、前年比でみると500%(5倍)成長を記録。今年度は1億円を目標に、さらなる拡大を図ります。

また、小売店・飲食店への卸販売、さらには海外輸出にも積極的に取り組んでいます。おにぎりや寿司など日本食は世界でも評価が高く、国産のお米を使った高品質な冷凍食品への注目が高まっています。

OEM製造の相談も増えており、冷凍のシャリ玉やオリジナルのカレールーと合わせた冷凍カレーライスなど、冷凍技術を活かした連携が進行中です。「冷凍技術を活用して高品質な商品を届けたい」という共通の想いががベースにあるので、安心して連携できます。

米不足への冷凍の貢献性

炊飯部で販売している商品は、日配品(デイワン商品)です。消費期限の短いこれらの商品と異なり、冷凍は廃棄ロスを大幅に削減できるため、持続可能な食の未来にもつながります。「お米がない」と騒がれていますが、ロスを減らすことにも目を向けるべき。昨今の米不足や価格高騰に対して、冷凍技術は大きく貢献することが期待されます。

今後の展開:石川県のお米の良さを再発見し、その魅力を世界に届けたい

石川県のお米の良さを再発見し、その魅力を世界に届けることを、米心石川は目指しています。石川には冠品種の「ひゃくまん穀」があり、冷凍商品にもこの品種を使っています。大粒で冷めても美味しく、粘りが強い特徴があり、冷凍してもその魅力が損なわれないので、もしかすると「ひゃくまん穀」が冷凍と相性がよいのではないかと検証中です。

冷凍に向いているエビデンスが取れれば、冷凍品を作りたい企業に卸すことができ、新しい商圏開拓に繋がるかもしれません。農家さんにとっても、そういったお米の新しい価値や魅力を見える化すると、励みになります。農家さんに喜んでもらい、農家さんが潤うような経済圏を作っていくことは、日本の文化を支えるために必要なことで、お米の企業として自分たちが大切にすべきことです。

アートロックフリーザーの導入は、米心石川にとって食の可能性を広げる大きな一歩になりました。デザインも先進的で、現場のみんなもワクワクしながら製造しています。これからも、冷凍技術を駆使しながら、より多くの人々に日本のお米の美味しさを届けていきます。

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独自開発の「伸びにくくコシが強い」冷凍麺で、国内外に需要が拡大する冷凍ラーメン。お湯がいらないラーメンキッチンカーから始まり、3年で売上は5倍に成長 https://shunkashutou.com/case/case-manraiken/ Wed, 11 Jun 2025 01:19:29 +0000 https://shunkashutou.com/?post_type=case&p=30675 東京都内でラーメン店を経営する萬来軒は、冷凍技術を活用した革新的なアプローチを進めています。冷凍することで伸びにくくなる冷凍麺の開発に成功し、キッチンカーや社員食堂の出店を展開。冷凍麺事業はわずか3年で売上が5倍に成長しました。新店舗の開業や海外輸出を視野に入れ、冷凍麺を軸に新たな市場を切り拓こうとしている萬来軒の挑戦についてご紹介します。

基本情報

  • 会社名:株式会社 萬来軒
  • 都道府県:東京都
  • 業種:飲食業
  • 凍結品目:ラーメン
  • 品質面での課題:従来の冷凍技術ではスープや麺の味や食感が劣化してしまう
  • ビジネス面での課題:長時間労働とコロナ禍の販路確保が課題になっていた
  • 導入機種:アートロックフリーザー

導入背景:長時間労働の解消と新しい収益源の開拓のために冷凍機を導入

萬来軒がアートロックフリーザーを導入したのは約3年前。コロナ禍で営業が不安定な状況が続き、持続可能な事業モデルを模索せざるを得ない状況だったことと、以前から抱えてた業界特有の長時間労働の課題を解消することが目的でした。ラーメン店の仕事は朝から晩まで続き、労働時間が極端に長くなりがちです。これを改善する策として、セントラルキッチンでスープを一括生産し、冷凍保存することで労働負担を軽減する方法を検討。しかし、従来の冷凍技術では味の劣化が避けられず、高品質な冷凍ができる機械を探していました。そんなときに出会ったのが、デイブレイク社のアートロックフリーザー。真空処理なしで冷凍でき、味の劣化が一切なかったことが導入の決め手でした。

導入後に始めた冷凍ビジネス:冷凍麺の活用で「お湯がいらない」ラーメンキッチンカーが誕生

コロナ禍で飲食店が新たな収益源を求める中、萬来軒もキッチンカー事業に乗り出そうとしましたが、ラーメンを移動販売するには大きな課題がありました。キッチンカーには持ち運べる水の量に制限があり、200リットル以上の水を運ぶことができず、使用した水を捨てる場所もありません。そこで、お湯で麺を茹でるのではなく、スープと一緒に冷凍麺を煮込んでみたらどうかと考えたんです。試してみると、驚くほど美味しく仕上がりました。これを機に、お湯を使わずにラーメンを提供できるキッチンカーが誕生。イベントや屋外販売での可能性が大きく広がりました。

キッチンカーはサンドイッチやお弁当が主流なので、「ラーメンのキッチンカーがあるんだ!」と、特に大規模イベントで喜ばれることが多いです。作り方は、スープは液体のまま持参し、鍋で温めたスープの中に冷凍麺を直接入れて煮込むというシンプルな調理方法。ラーメン1杯のスープ量は約200ccなので、100人分を用意しても約20リットルと、それほど多くの水を必要としません。手鍋でスープを沸かせば、そこに冷凍麺を入れて30秒で完成。短時間で提供できるラーメンに、お客様も驚かれます。

冷凍ビジネスの発展:麺がとにかく美味しくて提供が圧倒的に早い!社員食堂で大反響

冷凍麺のラーメンキッチンカーは、偶然の出会いから大手アパレル企業の社員食堂にも進出することになりました。何回か出店を重ねたときに、社員食堂のレストランの統括部長から声がかかり、備え付けのキッチンがある上層階での出店を提案されました。そこは有名飲食企業が出店するフロアで、冷凍・冷蔵設備が完備されています。ランチだけで毎日200〜300食が提供し、調理のスピードが圧倒的に早いと好評でした。実際のオペレーションはキッチンカーと同様に、温めたスープに冷凍麺を入れるだけのシンプルなもの。しかし、社員食堂には備え付けの茹で麺器があり、冷凍麺を温める時間がわずか15秒とさらに短縮され、提供スピードは一段と向上しました。

品質への評価:冷凍冷凍することで5分経っても伸びにくく、コシが強くなる。冷凍技術と独自の配合で開発した萬来軒の冷凍麺

また、アートロックフリーザーで冷凍加工した萬来軒の冷凍麺は、通常の麺よりも伸びにくくなり、コシが増すという特性があります。通常ならスープに入れた瞬間から伸び始めますが、5分経っても変わらず、15分経ってようやくふやける程度です。麺には5種以上の粉使用しており、冷凍麺は冷凍耐性を考慮した配合に調整しています。アートロックフリーザーの性能と配合の工夫を掛け合わせた「伸びにくくコシが増す冷凍麺」。試行錯誤の末にたどり着いたレシピです。

この特性が評価され、居酒屋の鍋料理の〆として冷凍麺を卸す機会が増えています。麺が伸びず硬すぎないので、〆料理にはちょうどいい。また、大手企業さんから月に2万食の冷凍麺を作ってほしいという依頼があり、今年1月から製造を開始しました。

今後の展望:狭小スペース店舗での冷凍麺活用モデルの構築や海外展開を視野に、冷凍ラーメンビジネスの今後に期待

萬来軒の冷凍麺事業の売上は3年前と比べて約5倍に増加しました。しかし、実店舗では冷凍麺を使用しておらず、現時点では通常の店舗売上の方が依然として大きな割合を占めています。4月に新しい店舗をオープンする計画があり、そこは非常に狭いキッチンなので、冷凍麺を活用し、少人数で運営できるモデル店舗として、アンテナショップのようにしたいと考えています。キッチンカーと同じように、狭小スペースでも効率よく提供できる仕組みを確立することを目指しています。

冷凍することで伸びない麺の開発に成功したことで、これまで難しかったキッチンカーや社員食堂での導入、卸売りの展開が進み、今後さらなる成長の足がかりを築こうとしています。冷凍技術を活用すれば、ラーメンビジネスはまだまだ広がる可能性があり、業界に新たな風を吹き込んでくれるかもしれません。

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