里芋の凍結(急速冷凍デモ)
お客様は、海外から里芋を大量に輸入されて、日本で業務用として売ることを考えていらっしゃるようでした。
生のままでは鮮度・質の面で課題があり、劣化が否めないので、急速冷凍を使って高品質の里芋を低価格で流通させていきたいとのことでした。
1.現地で下準備し急速冷凍をかけて、日本に輸入
2.現地から生のまま輸入し、日本で急速冷凍
の2パターンを検討するご予定です。
里芋のサンプルで凍結
サンプルとしてお持ちになったのは国内の里芋ですが、急速冷凍の質を確かめるには十分で、これで満足行く結果なら、早速動いていきたいそうです。
テストで使う里芋のパターンは以下の3つにしました。
・そのまま丸ごとの里芋
・皮を剥いた里芋
・茹でた里芋
これを、それぞれ、弊社テストルームにあるすべての急速冷凍機で凍結テストを行います。
液体凍結用にはパッキングを行い、空気凍結用にはそのままトレイに乗せます。
凍結後
今回の凍結時間は40分前後でした。それぞれ芯までカチカチになりました。
その後、いくつかを解凍し、茹でて試食を行いました。
同じく緩慢冷凍の里芋を解凍して茹でて、断面を比較すると、差は歴然としています。
緩慢冷凍の里芋
急速冷凍の里芋
里芋は、急速冷凍で抜群の結果が出ることが証明されました!
今回も各急速冷凍機によって微妙な違いがでましたが、どの機械が最もよい結果が出たかはテストルームにて公開しております。
凍結・冷却のデモについて
今月も多くの企業様に弊社テストルームにお越しいただき、急速冷凍デモを行っていただいています。
急速冷凍、急速冷却の力を貴社の食品でも試してみませんか?
テストルームでは、各メーカーの急速冷凍機を一度に試すことができますので、一見の価値があります!
お問い合わせいただいた企業様の半数以上の会社様に参加していただいていますので、ご参加の希望は、弊社担当に遠慮なくお申し付けください。
03-6453-7357