生シラスの凍結(急速冷凍デモ)
生シラスは生のまま置いておくことができないため、獲れてからすぐに新鮮なまま凍結し、時間のある時に加工をしたいというお客様のご意向でした。
生しらすはとにかく新鮮さが命です。
そして、1月~3月中旬の禁漁期間と、時化により船が出港しない日は食べることができません。
そのため、せっかくお店に行っても「本日、生しらすはありません」という事が多々あります。
しかし、急速冷凍機で凍結する事によって禁漁期間や天候に左右されず、いつでも新鮮な生しらすを食べる事ができます!
弊社の急速冷凍機ですと、特に鮮魚につきましては、解凍後のドリップ量の減少と品質には絶対的な自信がありますので、自信を持ってお薦めさせていただきました。
生シラス凍結の前準備
朝とれてから約8時間冷凍保存していた生シラスをデモに使います。
透明でキラキラしていて新鮮です。
2種類の急速冷凍機でデモを行うため、このシラスをそれぞれの機械で凍結するための仕分けを行います。
裸と包装の2パターンで急速冷凍を行いました。
この機種は空気凍結のため裸で凍結する事ができます。
熱いものを庫内に入れても庫内の温度上昇が起こらないため、そのまま冷凍することが可能です。
リジョイス・フリーザーは液体凍結のため包装します。
液体は熱伝導率が期待と比べて非常に高いため、急速に冷凍することが可能です。
弊社の急速冷凍機の中でも圧倒的な凍結スピードです。
生シラスの凍結
これらの生シラスをそれぞれの機械に投入します。
どのように投入するのか、画像でご覧ください。
生シラスの凍結後
わずか30分程で-18℃まで急速冷凍されました。
あっという間にカッチカチです。
驚くことに、真っ白になりました。
窯揚げしらすのようです。解凍後が楽しみです。
生シラスの解凍後
流水を用いて10分ほどで解凍を行いました。手軽な解凍方法です。
真っ白の状態から元の透明な生シラスに戻りました。ドリップもしていません。
解凍していく様子を見ながらワクワクしてしまいました!
試食した結果、お客様は「生と変わらない!」と大変喜ばれていました。
鮮魚の凍結は”生”と変わらない鮮度を長期間キープできるため、漁獲量や季節、旬に左右されず、安定供給できることが非常に魅力的です!
テストしたお客様はその後急速冷凍機を導入しました。廃棄ロスを削減し、生しらすを通年通して安定的に販売できるようになり、事業をさらに伸ばしているそうです。
どの急速冷凍機と相性が良かったかは、弊社に食品の凍結データがありますので、気になる方は是非テストルームにお越しください!
凍結比較テストに関して
弊社のテストルームでは、複数の急速冷凍機を同時に試すことができます。実際にご自身の食品をお持ち込みいただき、急速冷凍機の品質の差をご自身の舌で確認することでお客様に最適な急速冷凍機を選ぶことができます。
食品の種類や量、調理方法によって最適な急速冷凍機は異なり、品質に大きな影響が出てしまいます。
実際に、テストせずに急速冷凍機を選んでしまい品質が思った以上に悪く、使えないというお悩みの声を多くいただきます。
急速冷凍機の選定に失敗したくないという方は是非一度お越しいただき急速冷凍の品質を体感していただければと思います。(遠方などの理由からどうしてもテストルームに来れない方のために郵送テストも行なっております。)
遠方からのお客様も多く、連日多くの方からお越しいただいておりますので、
もしご興味ございましたらご気軽にご連絡ください。