レバーの凍結(急速冷凍デモ)
お客様は、ある研究目的のために一般冷凍よりも長期的に鮮度をキープできる急速冷凍機をお探しでした。
通常は、その研究・実験では生のレバーを使用するとのことですが、繰り返し長期間の実験を行うため、レバーを保存しておく必要があり、一般冷凍で保存しておくと劣化スピードが速く鮮度が落ちてしまうため、あまり使えないとのことでした。
急速冷凍で、生と変わらない鮮度が長期間キープできることが実証されれば、今回の研究にも使用することができるため、機械を導入したいご意向でした。
今回は食用ではないですが、鮮度維持という観点では、焼肉用のレバーなどの実績が多数あるため、自信をもってご案内させていただき、凍結テスト実施となりました!
レバーの冷凍
お客様は、当日の朝に、弊社テストルーム近くの屠殺場にて獲れたばかりの新鮮なレバーをお持ちになり、その場で捌いてのテストとなりました。
捌かれる前の、丸々のレバーはなかなかお目にかかれませんね。
獲れたての生レバー
「空気凍結タイプ」、「液体凍結タイプ」の2機種でのテストになりますので、これを3等分に分け、同一条件にするため、それぞれをパッキングします。
1つ1つに捌いたレバーもかなり大きいことが分かります!
1つのレバーで厚みが3cm以上もありました!
レバーの冷凍後
パッキングし、厚みのあるレバーであったため、完全凍結までに40分ほどかかりました。
それでも一般冷凍よりも各段に速いため、お客様も驚かれていました!
凍結されたレバー
金属音がするほどにカチカチになっています!
レバー解凍後の結果
凍結テスト後に持ち帰っていただき、2週間後に解凍評価を行っていただきました。
今回は全機種でのテストでしたが、どれも一般冷凍よりも圧倒的に品質がいい結果となりました。
しかしながら、急速冷凍機同士でも品質・鮮度に差が出る結果となったため、より最高レベルの凍結を求めて、早速、2度目のテストをご依頼いただき、追加の検証を行う予定です。
どの機械と一番相性がよかったかは、弊社にデータおよび結果がありますので、テストルームにてご案内させていただきます。
気になる方はぜひ一度お越しくださいませ。
比較凍結テストについて
今月も既に多くの企業様が、テストルームにて急速冷凍テストを実施されています。
急速冷凍の力を貴社の食品で試してみませんか?
弊社テストルームでは、各メーカーの急速冷凍機を一度に比較凍結テストができますので、一見の価値があります!
資料請求いただいた企業様の半数以上の会社様に参加していただいていますので、
ご参加の希望は、弊社担当に遠慮なくお申し付けください。
TEL:03-6453-7357