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【最新版】5分で分かる!「急速冷凍機の種類」最適な急速冷凍機を見つけるには

「“急速冷凍機“気になっているけど、どんな種類があるかわからない・・・」
「“急速冷凍機“って何を基準に選んだらいいの?」

こういったお悩みはないでしょうか?

急速冷凍機と言ってもその種類は1つではなく、様々な種類の機械があります。それに加え、省スペースでコンパクトに設置できる小型の急速冷凍機や大量生産ができる大型の急速冷凍機といったサイズも様々です。
そして、それぞれの機械によって特徴も価格も異なるため、導入の際には機械選びが重要になります。

そこで今回は、冷凍機の種類について説明していきます。
また、急速冷凍機を決める際に役立つ4つのポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

急速冷凍機とは?

急速冷凍機について簡単に説明します。

まず急速冷凍とは、「食品内の水分が凍りやすいマイナス5℃〜マイナス1℃の温度帯(これを最大氷結晶生成帯と呼びます)を30分以内に通過する凍結方法」のことです。

通常の凍結方法で食品を時間をかけて凍結させると、食品中の水分が氷に変化する際に大きな氷の結晶が生成されます。この大きな氷の結晶によって細胞が破壊されてしまいます。これを解凍すると、破壊された細胞からドリップが流れ出し、水分・うまみ成分・栄養素などが損なわれてしまいます。その結果、食品の品質の低下に繋がります。

そこで急速冷凍技術を用いることで、細胞中の氷の結晶は小さく分散した状態で凍結されます。食品の細胞を破壊を防ぎ、食品の品質を落とさずに冷凍保存することが可能になります。

この急速冷凍をすることのできる機械を急速冷凍機と呼びます。

※急速冷凍について詳しく知りたい!という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
・急速冷凍とは
・冷凍技術の歴史

急速冷凍機の種類

急速冷凍機には、エアブラスト冷凍機・液体急速冷凍機・液体窒素冷凍機・特殊方式タイプといった4つの種類があります。

エアブラスト冷凍機

エアブラスト冷凍機は、一般の家庭用の冷凍庫と同様の冷風で凍結させる装置です。一般の冷凍庫との違いは、エアブラスト冷凍機はおよそマイナス30℃〜マイナス40℃の冷風を用いるということです。
その中でも特に弊社がおすすめしているのがアートロックフリーザーという急速冷凍機になります。

アートロックフリーザーをおすすめする理由は、以下の通りです。

・食材へのダメージを限りなく減らし高品質に冷凍できる
・出来立ての料理をそのまま凍結できる
・あらゆる食材をいつどんな冷凍をしても品質が安定する
・全体にバランス良く風を当てるのでムラなく冷凍できる
・冷却器の霜取りが不要

アートロックフリーザー

アートロックフリーザーについてご興味のある方は、以下のリンクをご確認ください。
アートロックフリーザーの詳細はこちら

液体急速凍結機

液体急速冷凍機とは、マイナス35℃に冷やしたアルコールなどの不凍液に食品を漬け込むことで冷凍するタイプの急速冷凍機です。

液体急速冷凍機の中でも弊社がおすすめしているのがリ・ジョイスフリーザーです。
リ・ジョイスフリーザーは食品をマイナス35℃に冷却されたアルコールの浴槽の中に直接漬け込んで凍結させる機械です。

リ・ジョイスフリーザーをおすすめする理由は、以下の通りです。

・液体は空気よりも熱伝導率※が約20倍高く、驚くほど速いスピードで凍結される
・液体がまんべんなく食品に当たるので、凍結ムラが起こらない
・お客様の規模や用途に合わせたオーダーメイドが可能
※熱伝導率とは・・・物質の熱の伝わりやすさを示す値

リジョイス

リ・ジョイスフリーザーについてご興味のある方は、以下のリンクをご確認ください。
リ・ジョイスフリーザー

液体窒素冷却器

液体窒素冷凍機では、マイナス196℃の液体窒素ガスを食品に吹き付けて、瞬間で凍結させることができます。
食品を大量に冷凍加工する際に効果的な凍結方法です。
しかし、液体窒素を使用すると空気凍結や液体凍結に比べてランニングコストがかかる点や取り扱いには注意が必要です。

特殊方式タイプ

上記の3つの種類の急速冷凍機には当てはまらないタイプの冷凍機があります。
それをここでは「特殊方式タイプ」という名称で紹介していきます。
特殊方式タイプの冷凍機では、冷凍の環境に磁束・電磁波・振動などの力を加えて凍結します。この仕組みを用いると、食材の細胞の中にできる氷の結晶が大きくなるのを抑制します。その結果、細胞が壊れることなく食品の品質を保ちながら冷凍保存ができます。

今回、4種類の急速冷凍機ですが、適切に選んでいただくことで大きな費用対効果を発揮することが可能となります。

それでは、急速冷凍機を選ぶ際の4つのポイントをお伝えします。

急速冷凍機の選び方ー4つのポイントー

電球とPOINT!!の文字

急速冷凍機の選び方にはいくつかポイントがあります。今回は、その中でも特に重要な4つのポイントをご紹介いたします。
急速冷凍機を検討される際には、ぜひこれからご紹介するポイントを参考にしてみてください。

1.品質

まず注意が必要なのは、どの程度の品質を提供したいかということです。
急速冷凍機のその性能はピンからキリまであり、解凍時の食品の品質に大きく影響してきます。解凍後に解凍前と同じ品質を保つためには、品質の良い急速冷凍機を選ぶことで必要不可欠です。
また、食材によっても選ぶべき急速冷凍機は変わってきます。
素材の味や作り立ての味を楽しんでもらいたい、品質が多少落ちても大量に生産していきたいなど、どの程度の品質を提供したいかを明確に必要があります。

2.急速冷凍機の費用対効果

急速冷凍機をご検討されている方の中には「急速冷凍機=高い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。たしかに決して安い買い物ではありません。ただし、正しく使えば大きなメリットを出すことが可能です。それにより、費用対効果を出すことも容易になります。

具体的には急速冷凍機には下記のメリットが挙げられます。

・食材を高品質に保つことができる
・旬のものを長い期間提供できる
・冷凍による作り置きで開店前の下準備などの作業を減らし、効率アップ
・廃棄ロスや運送費の削減

もちろん急速冷凍機を使うことのメリットはたくさんありますが、急速冷凍機を導入するには注意が必要です。
値段が安ければ安いほど、解凍時の食品の品質も落ちてしまうのも事実です。

予算の都合上、格安の急速冷凍機や中古品を購入される方もいますが、適正な使い方をすれば急速冷凍機は10年以上お使いいただけます。ですので、急速冷凍機を導入する際には、長期的に急速冷凍機を使用することを視野に入れて選ぶことも非常に重要です。

急速冷凍機の値段を見て、高いと感じられる方もいらっしゃいます。

そこで、今回は急速冷凍機によって費用対効果を出すことのできる例をご紹介します。

1台約350万円の急速冷凍機を導入したとします。仮に1ヶ月の稼働日数が20日で、5年間使用したとしても、1日あたり約3,000円で導入できます。
※急速冷凍機はほとんどの会社で10年以上ご使用いただいてます

1日約3,000円で導入することのできる急速冷凍機ですが、1日3,000円の費用対効果が出せれば元を取れることができます。

実際に3,000円の費用対効果を出すためには・・・
①導入前:売れ残った商品は全て廃棄していた
導入後:1,000円分の廃棄を急速冷凍で有効に活用
②導入前:毎日開店前の早い時間からバイトが仕込みをしていた
導入後:急速冷凍による作り置きをしたところ、バイトの仕込みの時間が短縮され、2,000円/日人件費を削減できた

⇒ これだけで急速冷凍機の元を取ることができます!

特殊冷凍機導入前後の食材廃棄や人件費の比較

急速冷凍機を選ぶ際には、長期的に急速冷凍機を使用することを視野に入れ、費用対効果を意識して機械を選びましょう!

3.急速冷凍機の利便性

急速冷凍機の使用頻度が低ければ、せっかく費用対効果の高い急速冷凍機を導入したとしても費用を回収することもできません。
また、冷凍に手間がかかればかかるほど、作業効率も下がってしまいます。1日に数回しか稼働しないのと数十回稼働させるのとでは、生産量に大幅な差が出ます。
現場での作業効率を上げるためには、現場の方が使いやすいかどうかが非常に重要な視点となります。ですので、現場(工場や店舗など)で急速冷凍機を使用し、業務に携わる方の目線に立って機械を選ぶ必要があります。

4.アフターケア

せっかく導入した急速冷凍機が万が一故障してしまった際にサポートがなければ、機会が稼働できない期間の売り上げにも影響が出ますし、修理するのにもコストがかかってしまいます。

使用する際のポイントを教えてくれたり、故障時にそうきゅうにたいおうしてくれたりするなど、サポート体制が十分に整った会社から購入することも急速冷凍機を選ぶ際の重要なポイントです。

冷蔵庫イメージ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
急速冷凍機には、エアブラスト冷凍機、液体急速冷凍機、液体窒素冷凍機、特殊方式タイプの4種類がありました。

また、機械によって特徴も価格も大きく異なります。

急速冷凍機を購入する際には、

・どの程度の品質を求めるのか(品質)
・費用対効果が出せる性能か(費用対効果)
・現場の方が使いやすい急速冷凍機か(利便性)
・故障時の対応(アフターサポート)

という上記の4つのポイントを抑えた上で、長期的に使用することを視野に入れた上で急速冷凍機を選ぶことが重要です。
そうすることで、機械の値段以上に高い費用対効果が得られます。
導入される際は、お客様にとって最適な急速冷凍機をお選びください。

生鮮食品

ただ、「そうは言ってもちゃんと最適な物が選べるか心配だな」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時は弊社(デイブレイク社)までお気軽にご相談ください。

弊社は、特殊冷凍機メーカーでありながら、その他のあらゆる急速冷凍機も扱う唯一の会社です。
累計 10,000 社以上、累計 20,000回以上の凍結実験で培ったノウハウを活かし、食材と特殊冷凍機の相性に合わせた機種選定から食材に合わせた適切な「前処理・冷凍・保管・解凍」方法まで徹底的にサポートさせていただいております。

急速冷凍機の凍結比較テストも可能ですので、急速冷凍機をご検討されている方は、ぜひご検討ください。

弊社では、テストルームもご用意しておりますので各メーカーの急速冷凍機で食品の凍結テストを行うことができます。凍結テストで凍結結果を比較し、お客様の食品にあった機種を見つけるお手伝いをさせていただいております。

また、最近では国や自治体の補助金を使って急速冷凍機を導入する方も増えてきております。
最大1000万円の補助額で設備導入が可能ですので、ご興味があれば補助金についてもご相談ください。
弊社では、採択率80%以上の補助金支援サービスも行っております。

補助金支援サービスについてご興味のある方は、以下のリンクをご確認ください。
補助金申請サポート

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お電話(tel:03-6433-2855 受付時間10:00〜18:00)
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ご提案させていただきます

③凍結比較テスト
凍結比較テストでお試し頂くことが可能です

よくあるご質問

この記事の監修者

木下 昌之

デイブレイク代表
木下 昌之

70年続く老舗冷凍機屋の3代目。2013年、特殊冷凍テクノロジー×ITを軸に国内唯一の特殊冷凍機の専門会社としてデイブレイクを創業。各種メディアや書籍「フードテック革命」にてフードテック企業の代表格として紹介されるなど、「急速冷凍」をコアに食品流通業界の根本改革に邁進中。

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