果物(メロン・ぶどう・パイナップル)の凍結【急速冷凍デモ】
お客様は生のメロンやパイナップル、桃、柿など様々な果物を凍結し、フローズン状態で流通させたいと考えているそうです。
今回はメロン・ぶどう・パイナップルの3種類に関してテストを行いました。
凍結した果物
3種類の果物に関して以下のパターンに加工し、テストしました。
メロン
・1玉を8等分したもの
・皮をむき、一口大に切ったもの
ぶどう
・房のまま
・1粒1粒ばらしたもの
パイナップル
・皮をむき、一口大に切ったもの
使用した急速冷凍機
今回のお客様は、リジョイスフリーザーでのテストをご希望されました。
リジョイスフリーザーは液体凍結機であり、特殊な方法でアルコールを撹拌することにより、漬け込んだ食品を全体から冷やします。
そのため、効率よく冷凍することができ、短い時間での凍結が可能になります。
また、全体から冷やすことで凍結ムラが起こりにくく、高い品質を実現するすることができます。
果物に最適な冷凍機はエアブラストタイプなのですが、今回はお客様のオペレーションや課題解決に最適なのが液体冷凍機のため、こちらでテストを行いました。
果物の急速冷凍
今回は果物をカットした状態のため、真空包装し、凍結しました。
果物を真空袋に入れ、真空します。
真空したものを並べてリジョイスフリーザーに入れます。
メロンなど厚みのあるものも同じように凍結することができます。
凍結後の様子
リジョイスフリーザーで凍結後の様子です。
今回の量ですと、30分程度で凍結が完了します。
凍結前17℃だった果物の表面温度は-27℃にまで下がっていました!
フローズンフルーツは、完熟の果物を新鮮なうちに冷凍することで、廃棄ロスを削減できるだけでなく、甘みが強く高品質なものを流通させることが可能です。
凍ったまま食べても美味しいですし、ミキサーにかけてピューレ状にしたり、他の野菜や果物と合わせてスムージーにしたりしてもお楽しみいただけます。
比較凍結テストについて
今月も既に多くの企業様に急速冷凍デモに参加していただいています。
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弊社テストルームでは、各メーカーの急速冷凍機を一度に試すことができますので、一見の価値があります!
お問い合わせいただいた企業様の半数以上の会社様に参加していただいていますので、
ご参加の希望は、弊社担当に遠慮なくお申し付けください。