【冷凍できるの?】こんにゃくの冷凍保存方法とダイエットレシピ
満腹食べてダイエットをする方法があるのをご存じですか?
料理を作るときにお肉の代用にこんにゃくを使うことで、満腹食べてもダイエットをすることができます。
こんにゃくは、カロリーが低く腸の働きを良くする効果があるので、ダイエットの強い味方として有名な食材です。
また、こんにゃくは食物繊維やカルシウムが豊富で、コレステロール値を抑える働きや動脈硬化を予防する働きがあります。
こんにゃくをそのまま調理して食べても美味しいですが、冷凍すると食感が変わり、お肉のような食感になります。
お肉の代わりにこんにゃくを使うことで、カロリーを抑えることができ、ダイエットになります。
こんにゃくの冷凍方法や使い方、お肉の代用に冷凍こんにゃくを使った美味しいレシピをご紹介します。
目次
切って冷凍するだけ!こんにゃくの冷凍方法
こんにゃくの冷凍方法
こんにゃくを冷凍して食べる方法は昔からあり、凍みこんにゃくと呼ばれています。凍みこんにゃくは、冷凍と乾燥を繰り返して水分をとばして作る、伝統的な保存食です。
こんにゃくは冷凍すると、水分が抜けてスポンジのようになります。スポンジ状になるので、味がしみやすくなる、食感がお肉のようになり美味しい、という特徴があります。
冷凍こんにゃくの作り方は、こんにゃくを食べやすい大きさに切り、保存容器に入れて24時間以上冷凍するだけ。
切り方は、使う料理によって変えると使いやすいです。
例えば、から揚げ、酢豚、煮ものなどに使うときは1口大のぶつ切りにします。薄切り肉やベーコンの代わりとして、炒めものなどに使うときは薄くスライス切りに、そぼろのように使うときは1.5cmくらいのダイス切りにすると良いです。
冷凍する際の注意点
こんにゃく独特の臭いが気になる方は、下処理してから冷凍すると食べやすくなります。こんにゃくを使いやすい大きさに切り、塩で軽くもみ熱湯でさっと湯がくことでアクが抜けるので、臭いが取れます。
また、冷凍する時間は24時間が目安。長期間冷凍していると食感や味が落ちてしまうので、使う前日に冷凍することをおすすめします。
冷凍こんにゃくの使い方
冷凍こんにゃくを使う際は、冷凍庫から出して自然解凍、もしくはお湯に漬けて解凍します。
解凍したらキッチンペーパーを使い、水分をよく絞ります。
煮ものに使う場合は、水分を軽く取る程度でも大丈夫ですが、揚げものなどにする場合は、しっかりと水分を取ります。水分が残っていると油がはねるので、きちんと水分を取った方が調理しやすいです。
解凍する際の注意点は、電子レンジでの解凍をしないこと。
急いでいるときや時間がないときは、電子レンジで解凍すると短時間でできるので便利です。
しかし、冷凍こんにゃくを電子レンジで解凍してしまうと、水分がとんでカラカラの状態になってしまいます。
ですので、冷凍こんにゃくにおいては、電子レンジでの解凍はおすすめできません。
ダイエットをしている方におすすめ!冷凍こんにゃくのメリット
こんにゃくの健康に良い効果
こんにゃくは100gで5kcalと低カロリーなので、ダイエットに向いている食材。
さらに、こんにゃくにはカルシウムと、グルコマンナンという食物繊維が豊富です。
こんにゃくに含まれるカルシウムはアルカリ性なので、体内に吸収されやすく骨粗しょう症を予防する効果があります。
グルコマンナンは、コレステロール値を抑える働きや有害物質を体外に排出する働き、動脈硬化を予防する働きがあります。
また、不必要なナトリウムを体外に排出する効果もあるので、高血圧の方は積極的に摂取したい成分です。
女性にとっても、グルコマンナンはメリットがたくさんあります。
グルコマンナンは、水溶性の食物繊維で腸内環境を整える働きがあり、便秘を解消してくれます。
腸内がきれいになり便秘が解消されると、吹き出物やくすみがなくなり、お肌もきれいになります。
こんにゃくには、セラミドという保湿効果のある成分も含まれているので、美容効果も期待できます。
冷凍こんにゃくのメリット
こんにゃくはカロリーが低く健康にも良いですが、冷凍するとさらにメリットが生まれます。
冷凍することで、普通のこんにゃくよりも噛み応えが増し、そしゃく回数が増えます。
よく噛むことで早食い防止になり、普段より少ない量で満腹感を得ることができます。
こんにゃくを冷凍するとお肉のような食感になるので、お肉の代用として使うことができます。
お肉の代わりに冷凍こんにゃくを使うことで、カロリーを大幅に抑えることができ、腸にも良いのでダイエット効果が抜群。
また、こんにゃくはお肉よりも値段も安いので、節約になり経済的にもメリットがあります。
まさにお肉!冷凍こんにゃくを使ったレシピ
お肉の代わりに冷凍こんにゃくを使って作ることができる、簡単で美味しいレシピをご紹介します。
から揚げ
☑材料
・1口大にした冷凍こんにゃく
・すりおろしたショウガ・ニンニク
・醤油
・砂糖
・酒
・片栗粉
解凍して水分をよく絞ったこんにゃくを、醤油、砂糖、酒、ショウガ・ニンニクを混ぜた調味料の中に入れてもみこみ、10分ほど漬けます。1つ1つに片栗粉をまぶし、170℃に熱した油で揚げます。鶏肉と違い火の通りが早いので、こんがりと焼き色がついたら取り出して完成。
鶏モモ肉で同量(250g)作った場合に比べ、487kcalもカロリーダウンになります。
生姜焼き
☑材料
・薄くスライスした冷凍こんにゃく
・玉ネギ
・醤油
・酒
・みりん
・すりおろしたショウガ
解凍して水分をよく絞ったこんにゃくを、醤油、みりん、酒、ショウガの中に入れて漬けます。玉ネギをくし形に切り、油をひいたフライパンで炒めます。玉ネギに火が通ったら、こんにゃくを加えて炒め、こんにゃくを漬けていたタレを入れ絡ませて完成。
豚ロース肉で同量(250g)作った場合に比べ、497kcalもカロリーダウンになります。
ステーキ
☑材料
・厚切りにした冷凍こんにゃく
・牛脂
・お好みのステーキソース
解凍したこんにゃくに格子状に切れ目を入れ、ステーキソースを少し絡めておきます。熱したフライパンに牛脂を入れ、こんにゃくを焼きます。両面こんがりと焼き、お皿に盛り付けたらソースをかけて完成。
牛脂を使うことで牛肉のステーキのような香りがでるので、風味が増して美味しくなります。
焼き鳥
☑材料
・1口大にぶつ切りにした冷凍こんにゃく
・醤油
・砂糖
・みりん
・ネギ
鍋に、醤油、砂糖、みりんを入れ、とろみがつくまで煮つめてタレを作ります。解凍して水分をよく絞ったこんにゃくに、タレを絡めておきます。
ネギを2~3cmの大きさに切り、串にこんにゃくとネギを交互に刺します。フライパンに油をひき、串に刺したこんにゃくとネギを焼きます。タレをつけながらこんがりと焼いたら完成。
煮もの
☑材料
・細切りにした冷凍こんにゃく
・ゴボウ
・ニンジン
・ツナ缶
・醤油
・砂糖
・みりん
・酒
こんにゃくを解凍して水分をよく絞ります。鍋に、こんにゃく、細切りにしたゴボウとニンジン、水、砂糖、みりんを入れて煮ます。
煮立ってきたらツナ缶、醤油、酒を入れ、煮汁が少なくなるまで水分をとばして完成。
まとめ
こんにゃくはカロリーが低く、カルシウムや食物繊維が豊富で健康に良いので、積極的に摂取したい食材です。
そのまま食べても美味しいですが、冷凍することで食感が変わり、一味違った美味しさになります。
お肉のような食感になるので、お肉の代用として料理に使うことができます。
お肉の代わりにこんにゃくを使うことで、カロリーを大幅に抑えることが可能。
腸内環境も整えてくれるので、ダイエットをしている方、これから考えている方はぜひお試しください。