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【お弁当作りにおすすめ!】冷凍食品の美味しい活用術

節約や健康のために、お弁当を作っている方は多いのではないでしょうか?

しかし、毎日作るとなると時間や手間がかかり大変です。毎日のお弁当作りを楽にするコツとして、冷凍食品を活用することをおすすめします。

冷凍食品を利用することで、調理の手間や時間を短縮でき、お弁当作りの負担を軽くできます。
メインとなるおかず、副菜、冷凍野菜と、さまざまな冷凍食品が販売されています。

冷凍食品を上手に使う方法や、おすすめのおかず、また、ひと手間加えたアレンジレシピをご紹介します。

お弁当のおかずに冷凍食品を使うメリット

冷凍弁当を持った女性

お弁当を作るメリット

お弁当を作ることのメリットは、節約になること。一般的な会社勤めをしている人の昼食代の平均は600円くらいです。

冷蔵庫にあるものや、夕飯の残りなども利用してお弁当を作れば、だいたい1食100円~300円で作ることができるので、節約になります。

また、外食やコンビ二のお弁当ばかりだと、野菜不足になってしまうことが多く、栄養が偏りがち。お弁当ならば、自分で栄養バランスを考えて作ることができます。味付けも薄味にする、ご飯の量も調節できるので、カロリーを抑えた食事を作ることができ、健康にも良いです。

さらに、昼食を外に食べに行く時間や買いに行く時間がかからないので、昼休みや休憩時間を有効に使うことができます。

冷凍食品を活用するメリット

お弁当は節約になり、健康にも良いけれど、毎日作るとなると大変。忙しい朝は作る時間がない、前日の夜に用意するのも手間がかかります。

そこで、冷凍食品の活用をおすすめします。冷凍食品を使うと、手間や時間をかけずに作ることができるので、お弁当作りの負担を軽減できます。冷凍庫から出し、電子レンジで解凍してお弁当箱に詰めるだけなので、忙しい朝に役立ちます。

さまざまな種類、味付けの冷凍食品がお手頃価格で販売されています。揚げもの、肉や魚を使ったメインとなるおかずだけでなく、煮ものや和えものなど副菜となるおかずもあり、種類が豊富。ミックスベジタブル、ほうれん草、かぼちゃ、枝豆など、冷凍野菜もたくさんあります。

夕飯の残りや作り置きしたおかずとともに、冷凍食品を上手に使うことで、時間や手間をかけずに、美味しくバランスのとれたお弁当を作ることができます。

お弁当に冷凍食品を使うコツ

冷凍食品は、手間のかかるおかずを作る際に役立ちます。から揚げ、ハンバーグ、フライものなどは、お弁当のおかずの定番ですが、手間や時間がかかります。冷凍食品ならば温めるだけなので、手間のかかるおかずをさっと作ることができます。

あと1品足りないときや、隙間ができてしまうときにも冷凍食品は便利です。シューマイや肉団子など小ぶりのものは、隙間を埋めるおかずとして重宝します。

また、彩りを良くするために、ブロッコリーやインゲンなどの冷凍野菜を上手に使うこともポイントです。

さらに使いやすい商品として、自然解凍できる冷凍食品も販売されています。自然解凍できる商品は、解凍する時間や手間も不要なので、冷凍庫から取り出して、そのままお弁当箱に詰めるだけ。
冷凍庫から出し3時間ほどで食べごろになるので、昼休みにちょうど良く解凍されます。

お弁当に便利な、おすすめの冷凍食品

さまざまな冷凍食品がありますが、冷凍庫に常備しておくと便利な、おすすめの冷凍食品をご紹介します。

冷凍食品でおすすめのメインのおかず

お惣菜の盛り合わせ

・ハンバーグ
子供からも大人からも人気のあるおかずの1つ。和風のポン酢や、デミグラスソースなどいろいろな味付けがあり、チーズをのせるなどのアレンジもできるので、使い勝手が良いです。

・から揚げ
から揚げは手間や時間がかかり大変ですが、冷凍食品ならば簡単に作れるので便利です。大きすぎないサイズでお弁当箱に入れやすく、時間がたっても美味しいです。

・エビグラタン
カップに入った状態で販売されているので、そのまま入れることができて使いやすいです。肉類や煮ものなどを入れると、お弁当が茶色いおかずになりがち。エビグラタンを入れると彩りも良くなります。

・コロッケ
揚げものの中でも一番手間のかかるコロッケを、簡単に作ることができます。時間がたっても衣がサクっとしているので、お弁当に入れても美味しく食べることができます。お肉入りコロッケ、野菜コロッケ、クリームコロッケなど種類も豊富。

・春巻き
中華の定番おかずです。縦に長いのでお弁当箱に入れやすく、時間がたっても表面がカリッとして美味しいです。

冷凍野菜を使ったおすすめのおかず

カボチャやカリフラワーの野菜

・ホウレン草のおひたし
ホウレン草のような緑の野菜を入れると、彩りが良くなります。ブランチングされているので、軽く火を通すだけで食べることができます。ゴマ和えなどにしても美味しいです。

・枝豆
ちょっとした隙間を埋める際に便利。そのまま入れても美味しいですが、ハムやブロコッリーなどと一緒に和えると、ボリュームがでて見栄えも良くなります。

・かぼちゃの煮もの
冷凍のかぼちゃは、甘くホクホクしていて美味しいです。煮もののほかにも、サラダ、炒めものなど、いろいろな料理に使えて便利です。

・野菜の煮もの
里芋やニンジン、ゴボウ、レンコンなどが入ったミックス野菜を使うと、煮ものを簡単に作ることができます。下処理済みなので、使いたい分だけ取り出して、火にかけ味付けするだけで大丈夫です。

栄養バランスを考え、野菜のおかずもきちんと入れることが大切です。冷凍野菜を使うと、簡単におかずを1品作ることができます。

また、きんぴらごぼう、ひじきの煮もの、野菜炒めなどの冷凍食品も販売されています。調理する手間なく使うことができるので、冷凍食品を上手に使ってお弁当作りに役立ててください。

ひと工夫してより美味しい!冷凍食品を使ったアレンジレシピ

普段、そのままお弁当に入れている冷凍食品を少し工夫することで、ひと味違ったおかずに変身させることができます。
簡単に作ることができる、アレンジレシピをご紹介します。

エビシューマイを使ったエビマヨ風

エビシューマイを使ったエビマヨ風

☑【材料】エビシューマイ、ケチャップ、マヨネーズ、コンデンスミルク、牛乳、マスタード

エビシューマイを電子レンジで温めます。調味料全部を混ぜ合わせ、エビシューマイを加えて和えるだけで完成。簡単に作ることができるので、忙しい朝に最適です。

から揚げのナムル

から揚げのナムル

☑【材料】から揚げ、ホウレン草、ニンジン、もやし、すりゴマ、醤油、酢、ゴマ油、塩・コショウ

から揚げを電子レンジで温め、半分に切ります。ニンジンを細切りにし、沸騰したお湯でゆでます。
もやし、ほうれん草もゆで、ゆであがったホウレン草を食べやすい大きさに切ります。
調味料を全部混ぜ、から揚げ、ゆでた野菜を入れて和えたら完成。

から揚げ酢豚

から揚げ酢豚

☑【材料】から揚げ、ピーマン、玉ネギ、ニンジン、酒、砂糖、ケチャップ、鶏がらの素、塩、片栗粉、ゴマ油

ピーマン、玉ネギ、ニンジンを1口大に切り、熱したフライパンにゴマ油をひいて炒めます。
から揚げを電子レンジで温め、フライパンの中に加えます。

野菜に火が通ってきたら、調味料を混ぜ合わせ、フライパンの中に入れます。
タレが沸騰してきたら、水に溶いた片栗粉を入れ、とろみがついたら火を止めて完成。

ハンバーグとミックスビーンズのトマト煮

☑【材料】ハンバーグ、ミックスビーンズの水煮、トマト、ピーマン、トマトジュース、塩・コショウ

ハンバーグを電子レンジで温めます。トマト、ピーマンを2cmくらいの角切りにします。
鍋にトマトジュースとハンバーグ、ミックスビーンズを入れ、中火で約5分煮ます。
切った野菜を入れ、ひと煮立ちしたら塩・コショウで味をととのえ完成。

ライスカツバーガー

☑【材料】ひとくちカツ、ご飯、野沢菜漬け、白ゴマ、大葉、ソース

ひとくちカツを電子レンジで温め、ソースをかけます。細かく刻んだ野沢菜漬けと白ゴマをご飯に混ぜ、薄めの丸型に形をととのえ、バーガーのパティを作ります。
ライスパティ、大葉、ひとくちカツ、大葉、ライスパティの順番に重ね、ピックや楊枝を刺して型崩れしないようにして完成。

まとめ

手作りのお弁当は節約になり、栄養バランスを考えて作ることができるなど、メリットがたくさんあります。

しかし、毎日作るとなると億劫になり、続けることが難しいです。
ですので、冷凍食品を活用して、手間、時間をかけずにお弁当を作ることをおすすめします。

忙しい朝にお弁当のおかずを作るのは大変なので、夕飯の残り、作り置きおかず、冷凍食品を上手に使い、楽して美味しいお弁当作りを目指してみてください。

この記事の監修者

富山 知樹

ARTLOCKラボ マネージャー/管理栄養士/調理師
富山 知樹

フランス料理に魅了され、料理の世界へ。渡欧し二つ星レストランで修行。帰国後も日本のレストラン、会員制ホテルにて前菜・メイン・パン・デザートなどの部門を担当しつつ研鑽を積む。食による社会貢献や課題解決のため管理栄養士の資格をとり、現在はデイブレイクにて食×冷凍の研究を行うラボチームマネージャーを担当。

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