【急速冷凍機にはものづくり補助金がおすすめ!】申請のいろはを解説

急速冷凍機に使える補助金をお探しじゃありませんか?

急速冷凍機を導入する際に特に使われているのが「ものづくり補助金」です。ものづくり補助金では設備費用の最大2/3(上限1,000万円)まで補助されます。

しかし、補助率が高い補助金なので内容が複雑だったり、事業計画書作成の難易度が高かったりと慣れていない方だと準備が非常に難しいのが現状です。

そこでこのページでは急速冷凍機を導入するためのものづくり補助金の内容や採択率を上げる方法を解説。さらに、詳しくない方や申請書類を作る時間が無い方でもノーリスクで簡単に申請できる急速冷凍機申請サポートサービスについてもご紹介します。

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は経済産業省が出している中小企業向けの設備補助金です。

2019年から3,600億円の予算がついているため、向こう3年間は予算を使い切るまで活用できると言われています。補助率が最大2/3と非常に高く、上限も1,000万円(グローバル型であれば3,000万円)まで補助が出ます。

補助率は特別枠であれば3/4、通常枠の場合は会社の規模(従業員数と資本金)によって異なり、小規模事業者であれば2/3、それ以外の1/2もしくはどちらかとなります。

ものづくり補助金の概要版資料はこちら

https://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html

→上記ページの公募要領公募要領概要版をご確認下さい。

高額な設備でも負担額が非常に少なくなるため、急速冷凍機を導入する場合、特に活用されている補助金です。

急速冷凍機以外に該当する設備

ものづくり補助金は経営革新のための必要な設備であれば申請が可能です。

急速冷凍機はもちろんのこと、真空包装機や冷凍保管庫などの付帯設備も対象となります。設備を1つに絞る必要は無く、事業計画に必要な設備であれば複数の設備を含めて申請することも可能です。

さらに、特別枠の場合は広告費や販促物製作費、事業再開枠は、消毒・マスク・間仕切り等の感染防止対策費も補助金の対象となります。

ものづくり補助金の対象の一例
ものづくり補助金の対象の一例

しかし、どんな設備でも補助を受けられるという訳ではありません。事業計画に不要だとみなされてしまう設備を入れてしまうと採択率低下の原因となるため、事業計画に必要な設備を選定していく必要があります。

例えば、弁当を冷凍食品として販売していくという事業計画の場合

①食品を保存するフクシマガリレイの業務用冷蔵冷凍庫
②惣菜を調理するためのスチームコンベクション
③商品のご飯を炊く炊飯釜
④調理した食品を冷凍するための急速冷凍機
⑤冷凍した商品を包装するための真空包装機
⑥包装した商品を冷凍で保管するための保管用冷凍庫

この6つの設備を含めたシステムとして申請し採択されたという事例があります。

このように事業計画に合わせた設備の申請をしていく必要があります。どうしても欲しい設備がある場合、リースなど別の方法での導入をお勧めします。

補助を受けるための条件

ものづくり補助金は全ての事業者が受けられるわけではありません。

通常は業種別で定められている常勤の従業員数・資本金をどちらかでも下回っていればものづくり補助金の対象となります。
※2023年6月時点

ただし、法人格の種類によって特殊な条件が追加で出る場合もあるため、一度ものづくり補助金に詳しい方に相談していただくのが賢明です。

申請から導入までのスケジュール

ものづくり補助金の場合、申請したらすぐ急速冷凍機を導入できるというわけではありません。

応募期間から補助事業期間までのスケジュールが決まっており、そのスケジュールに合わせて手続きを進めていき、設備を全て導入してから補助金の振り込みとなります。

また、急速冷凍機も基本的には受注生産の商品が多いため、通常注文から納品まで1か月〜3ヶ月程度かかります。

例えば、次のものづくり補助金15次募集であれば下記のような日程になります。

①申請 2023年7月28日(金) 17時 締切
②採択通知 2023年9月下旬目途
③交付申請・交付決定 2023年10月順次
④商品発注 交付決定後すぐ
⑤納品 2023年10月以降
⑥完了報告 納品後すぐ
⑦補助金振込 納品後1〜2ヶ月後位 

これは一例ですが、申請から導入まで最短でも4ヶ月程度かかるため、急速冷凍機を導入したい時期から逆算して準備していく必要があります。また、最近では申込の締切が延期になるケースも出てきているので注意が必要です。

採択率を上げるためには

ものづくり補助金の採択率は募集の回によっても変わります。一時期ほどの競争率ではなくなったものの、依然として、競争が激しくなっている傾向にあります。

実際にものづくり補助金3次募集(2020年8月)では採択率の全国平均が30%台まで下がりましたが、結果が出ている最新の13次募集(2023年2月)は少し落ち着いたとはいえ、依然50%台に留まっており、申請の2つに1つは不採択となっています。そのため、より採択されるように書類を作り込む必要が出てきています。

では実際に採択率を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?

主に3つのポイントがあります。

①補助金の加点対象となる資料を準備する

ものづくり補助金は申請の際に一緒に提出することで加点となる書類があります。
例.経営革新計画承認書、事業継続力強化計画認定書など

こういった書類は任意のものとなるため出していない方も中にはいらっしゃいますが、この書類を出しているかいないかで結果が変わるケースも非常に多いです。そのため、できる限り加点対象となる書類は準備していくべきです。

②書類の元となる計画をより良いものにする

書類をいくらうまく書いたとしてもその元となる計画自体が悪いと採択されません。特に急速冷凍機などの導入する設備を使った計画がどれだけ練られているかが重要です。

実際に導入している事業者の方や急速冷凍機の活用方法に詳しい方に相談し、どのような使い方ができるか、どんな活用方法が最適か一度話しておくことで採択率は大きく変わります

③書類作成をする

ものづくり補助金は各地の中小企業診断士が申請した事業計画書を採点し、その点数をもとに合否が決まります。そのため、補助金の採点をする中小企業診断士が高評価を付けやすい見せ方をすることで採択される可能性は飛躍的に高まります

採点する中小企業診断士は具体的にどんなところを見ているのかを知った上で申請書類の作成をしていく必要があります。

この3つのポイントを抑えつつ申請書類を作成していくことで採択率を上げることができます。しかし、中には自社で書類作成をするのは難しい、そもそもそんなに時間をかけることができないという方もいらっしゃるかと思います。

そんな方に向けてデイブレイク株式会社ではノーリスクで簡単に申請できる補助金の申請サポートも行っております。

急速冷凍機導入のための補助金申請サポート

ものづくり補助金を使いたい反面、「自分で補助金申請は難しい」「補助金の申請書類を作る時間がない」などの理由でなかなか申請できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、デイブレイク株式会社ではものづくり補助金の申請サポートとして申請書類作成の代行を行っております。
デイブレイクの補助金申請サポートの特徴は下記の3点です。

①70%以上の高い採択率

デイブレイクは急速冷凍機の導入支援実績が国内No.1です。

導入実績が多いため、お客様の業種や取り扱う食品などに合わせた最適な急速冷凍機の活用方法をご提案できます。それにより元となる計画の精度を上げ、より採択されやすい計画書を作成ことができます。

また、ものづくり補助金を熟知した専門の中小企業診断士が申請書類を作成することでさらに採択率を高めます

②書類作成は全てお任せでOK

書類の作成から申請まで全てデイブレイクで対応させていただきます。

お客様にしていただくのは必要書類の提出簡単なヒアリングのみ。補助金について詳しくないという方でも安心です。

それに加え、申請書類の作成のみの会社さんが多い中、デイブレイクでは採択後の手続き(交付申請や採択後5年間続く状況報告など)もサポートしております。それにより時間や手間をかけずに申請が可能となります。

③完全成果報酬

デイブレイクでは着手金返済補償制度を設けており、ほぼリスク無しで申請ができます。

そのため、採択されなければ一切費用がかからない形での申請も可能です。

ものづくり補助金を活用した急速冷凍機の導入事例

実際にデイブレイクの補助金申請サポートを使ってものづくり補助金に申請した事例をいくつかご紹介します。

飲食店様の事例

急速冷凍機の導入事例

導入設備:スチームコンベクション、真空包装機、急速冷凍機、冷凍保管庫
金額:合計800万円→3/4の補助を受け、実質負担200万円

元々飲食店をされていた方でコロナウイルスに合せ、急速冷凍で家庭用に通信販売などの非対面販売も始めたいという会社様でした。当初は通販のみで急速冷凍機を活用していく計画でしたが、特に天ぷらなど揚げ物の仕込みに時間のかかる食品が多く、これが課題となっていました。

そのため、既存の店舗で提供する商品にも急速冷凍機を活用し、仕込みの改善による人件費削減や廃棄ロス削減も行うという計画に変更。変更後の計画で申請書類を作成し無事採択されました。

【お客様の声】
親切で丁寧な対応をしていただいたので、とても助かりました。今回はものづくり補助金を活用して急速冷凍機を導入しました。ものづくり補助金が十数ページにもわたる事業計画など提出する必要があるため、私一人ではできなかったと思います。

デイブレイクさんに一から手伝っていただき一発で採択してもらうことができました。デイブレイクさんに頼んだことで導入費用を大幅に削減することができたのでよかったです。

水産加工会社様の事例

急速冷凍機の導入事例

導入設備:急速冷凍機
金額:合計1,500万円→2/3の補助を受け、実質負担500万円

これまで通常の冷凍で商品を作っていたが味がどうしても落ちてしまうため、この先を考えものづくり補助金を活用して急速冷凍機の導入したいというお客様でした。

ご自身でも事業計画は作れるがその時間が無いため、事業計画書を含めた書類作成を依頼したいといっていただきサポートすることに。無事、1回目で採択され加工拠点に急速冷凍機を導入しました。

【お客様の声】
デイブレイクさんの方で書類作成など全てやっていただける上に、仮に落ちたとしても追加料金なしで書類の修正・再チャレンジもしていただけるとのことだったので依頼しました。

本当に手間をかけずに申請でき、無事1回目で採択、急速冷凍機を導入することができました。自分や社員の時間人件費をかけずに完成度の高い申請書類を作っていただけたので非常によかったです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ものづくり補助金は最大2/3(上限1,000万円)まで補助が出る補助金です。今であればものづくり補助金を活用することで大幅に補助を受けた状態で導入が可能となっています。

ものづくり補助金に詳しくない方や申請書類を作る時間が無い方も補助金の申請サポートなど活用することでほぼノーリスクで申請が可能です。

急速冷凍機の導入を検討の方はぜひお問い合わせください。

この記事の監修者

木下 昌之

デイブレイク代表
木下 昌之

70年続く老舗冷凍機屋の3代目。2013年、特殊冷凍テクノロジー×ITを軸に国内唯一の特殊冷凍機の専門会社としてデイブレイクを創業。各種メディアや書籍「フードテック革命」にてフードテック企業の代表格として紹介されるなど、「急速冷凍」をコアに食品流通業界の根本改革に邁進中。

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