【写真付きで解説!】小松菜の冷凍保存方法とレシピをご紹介
目次
小松菜の冷凍保存方法
小松菜を冷凍保存する場合、2通りの方法があります。一つ目は生のまま冷凍する方法で、二つ目はさっとゆでてから冷凍する方法です。
小松菜をさっと茹でた後に流水で冷やすと、葉っぱの細胞が柔らかくなり、冷凍したときに壊れにくくなります。
また、熱を加える事により保存中の劣化の原因になる酵素の働きが抑えられます。ひと手間かかりますが、2週間以上保存する場合はさっと茹でてから冷凍する方法がお勧めです。
生のまま冷凍する場合
1.根元の汚れが落ちるようにしっかり洗います。
2.キッチンペーパーなどでしっかりと水気をふき取ります。冷凍したときに霜が付くのを抑えることで、小松菜が傷むのを防げます。
3.ジップロックなどに入れて冷凍します。なるべく空気を抜きましょう。保存中に酸化するのを防げます。
さっと茹でてから冷凍する場合
1.根元の汚れが落ちるようにしっかり洗います。
2.15秒から20秒さっと茹でます。切ってから茹でると栄養が流れ出てしまうので、丸ごと茹でましょう。
3.茹でた小松菜を流水で冷やします。その後、水気をしっかり絞ります。
4.適当な大きさに切ります。茎、中間、葉に分けて切ると、後で使いやすいです。
5.ジップロックなどに入れて冷凍します。なるべく空気を抜きましょう。保存中に酸化するのを防げます。
解凍方法と冷凍保存期間
解凍方法
保存袋のまま流水で解凍するのがおすすめです。保存袋から出して流水解凍すると水っぽくなってしまうので、その場合は、常温解凍がお勧めです。
また、加熱調理に使う場合は凍ったまま入れて大丈夫です。
保存期間
生のまま冷凍する場合、保存中の傷みの原因となる酵素が残っているので、保存期間は1~2週間くらいになります。
さっと茹でてから冷凍した場合は3週間くらい保存できます。冷凍庫の温度が低いほど小松菜の劣化を防げるので、冷凍庫に急速冷凍機能や強モードがある場合はオンにすると、より長く保存できます。
いずれの場合でも-18℃以下で保存するのが理想です。
そのほかの野菜の冷凍方法が気になる方はこちら
>>【冷凍で長持ち】野菜の保存方法で気をつけるべき3つのポイント
冷凍小松菜を使った簡単レシピ3選
冷凍小松菜のお浸し
☑材料(2人分)
・冷凍小松菜 100g
・めんつゆ 大さじ3
・鰹節 少々
<作り方>
1)冷凍小松菜をタッパーに入れ、30秒ほど電子レンジでチンします。
2)器に盛り、めんつゆと鰹節をかければ出来上がり。
あらかじめ食べやすい大きさに切って冷凍しておけば簡単にできてしまいます!
3分あれば出来るので、もう一品ほしいときにお勧めです。
冷凍小松菜と玉ねぎの味噌汁
☑材料(4人分)
・冷凍小松菜 80g
・冷凍玉ねぎ 1/4
・油揚げ 1/4
・味噌 大さじ1.5
・だしの素
<作り方>
1)お湯を沸かし、沸騰したらだしの素を入れる
2)冷凍した玉ねぎ、小松菜、油揚げを入れ、火が通るまで待つ。
3)味噌を溶かし、沸騰する直前で火を止める。
冷凍した野菜を凍ったまま入れるのがポイントです。そうすることで解凍したときに出る栄養や旨味を逃さず食べれます。
特に玉ねぎから出る甘味は味噌汁に相性抜群です。
冷凍小松菜とバナナのスムージー
☑材料(4人分)
・冷凍小松菜 50g
・冷凍バナナ 1本
・オレンジジュース 300cc
<作り方>
1)冷凍した小松菜、冷凍バナナ、オレンジジュースをミキサーに入れる。
2)ミキサーのスイッチを入れ、滑らかになるまで混ぜたら出来上がり。
粘膜や皮膚を強化するビタミンA、発がん物質の作用を弱めるビタミンC、細胞の老化を促進する過酸化脂質を抑えるビタミンEと、小松菜は老化を防ぐ3大ビタミンを豊富に含んでいます。
スムージーはそれらを効率よく摂取できるので、美容効果抜群です!
お好みではちみつやりんごなどを加えても美味しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。小松菜は生野菜の中でも珍しく、冷凍保存に向いています。
冷凍する際に気を付けるポイントは、2週間以上保存したい場合はさっと茹でてから冷凍すること、ジップロックの空気をできるだけ抜いて酸化を防ぐことの二つです。
冷凍のポイントをしっかりと抑えて、小松菜の冷凍保存をぜひ試してみてください。