加工食品のメリット・デメリット|リスクを解消する最新の冷凍技術とは

加工食品には、便利で扱いやすいというメリットがあります。

しかし、利用の際にはデメリットにも留意することが必要です。特徴を理解して適度に取り入れれば、加工食品のメリットを享受できるでしょう。

この記事では、加工食品の種類や分類、メリット・デメリットを解説します。

また、加工食品には長く保存できるものが多いですが、急速冷凍機を使えばさらに保存期間を延ばすことが可能です。

そこで、長期保存に便利な急速冷凍機についても触れるので、加工食品を扱う際の参考にしてください。

そもそも加工食品とは?

加工食品とは、食品に何らかの加工(調味・加熱・乾燥・発酵など)を施した食品のことです。加工を行なわず、調整や選別のみを施した食品は生鮮食品に分類されます。

加工食品は、「そのままでは長期保存が難しい食品の品質を適切に保つこと」「有効利用や安定供給を行なうこと」などを目的として製造されています。

近年では色や香り、味の改善による嗜好性の向上や、調理時間の短縮なども目的として製造されるようになってきました。

加工食品の種類や加工度合いは、多岐にわたります。調理済み・半調理済みのものを調理に取り入れる機会も多くなっており、時間的な問題や経済的な問題の解決につながっています。

加工食品の種類

加工食品の種類には、大きく分けて以下の4つがあります。

  • 水産加工食品
  • 畜産加工食品
  • 農産加工食品
  • その他の加工食品

これらは加工魚介類や食肉製品、野菜加工品など、さらに多くの種類に細分化されています。それぞれにどのような種類があるのか見ていきましょう。

<加工食品の種類(例)>

種類
大分類中分類小分類
水産加工食品加工魚介類塩蔵魚介類、缶詰魚介類、練り製品など
加工海藻類こんぶ、干ひじき、寒天など
畜産加工食品食肉製品加工食肉製品、鳥獣肉の缶・瓶詰など
酪農製品牛乳、バター、チーズ、アイスクリーム類など
農産加工食品野菜加工品トマト加工品、野菜冷凍食品、乾燥野菜など
果実加工品ジャム・マーマレードおよび果実バター、果実冷凍食品など
その他の加工食品調味料およびスープみそ、しょうゆ、スープなど
 調理食品調理冷凍食品、チルド食品、弁当など

※上記は一例です。

参考:農林水産省「加工食品の自主的表示等の状況調査について」

加工度に基づく分類

加工食品は、その加工度によって、一次加工食品・二次加工食品・三次加工食品に分けられます。

それぞれの違いや食品例を見ていきましょう。

・一次加工食品

一次加工食品とは、原料となる食品が持つ性質を活かし、物理的な加工や微生物的な処理・加工を施した食品のことです。

例:精麦、精米、漬物、カット野菜、植物油、缶詰、酒類など

・二次加工食品

二次加工食品とは、1~2種類以上の一次加工食品を組み合わせる加工を施した食品のことです。

例:製麺、製パン、マーガリン、マヨネーズ、ソース、ハムなど

・三次加工食品

三次加工食品とは、2種類以上の一次加工食品や二次加工食品を組み合わせて、元の加工食品とは異なる形に加工した食品のことです。

例:調理済み食品、レトルト食品、冷凍食品、菓子類、嗜好飲料など

加工食品のメリット

加工食品は、現代人の食生活に広く普及・浸透しています。ここからは、加工食品にどのようなメリットがあるのか解説します。

長期保存ができる

加工食品のなかには、加熱殺菌や保存料の使用により品質を長く維持できるように加工された、長期間の保存が可能なものもあります。

密閉された缶詰食品やレトルト食品においては、適切な環境に置くことで、1年以上にわたって保存できるものも多くあります。

簡単に調理できる

ある程度調理されている加工食品は、軽く炒めたり温めたりするだけで食べられます。そのため、調理に多くの時間を必要としません。

なかには調理なしで食べられる加工食品もあります。飲食店などで使用すれば、調理時間の短縮によって業務効率のアップが望めるでしょう。

食品ロスを防止できる

長期保存向きの加工食品は、一度に使いきれなかったときも廃棄する必要がありません。そのため、食品ロスの防止に役立つでしょう。

農林水産省の調査によると、令和3年度の日本の食品ロス量は523万トンです。このうち、一般家庭における食品ロスは244万トン、事業における食品ロスは279万トンでした。

参考:農林水産省「最新の食品ロス量は523万トン、事業系では279万トンに」

飲食店や家庭に限らず、国内では日々多くの食品が廃棄されているのが実情です。こうした廃棄の原因としては、食材の買いすぎや不適切な保存管理などが挙げられます。

価格が安い

食品の有効利用や安定供給を目的とする加工食品は、比較的安い価格で購入できる点もメリットです。適切に取り入れることで経済的負担を軽減できるでしょう。

飲食店などの事業者なら、仕入れ費だけでなく、調理にかかる人件費などの削減にもつながります。

加工食品のデメリット

加工食品には保存性や経済性において多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここからは、加工食品のデメリットを解説します。

過剰摂取につながりやすい

加工食品を食べる頻度が多いと、塩分や糖分、脂肪分などの過剰摂取につながります。加工食品の摂りすぎによる栄養バランスの乱れは、生活習慣病や老化のリスクを高めることが知られています。

調理の手間が少なく手軽に取り入れられる点は加工食品のメリットですが、加工食品中心の食生活にならないよう留意することも大切です。

栄養素が失われる

加工食品には加熱などの加工を施す過程で、食材本来の栄養素が失われてしまうケースもあります。特に、野菜や果物はビタミンや食物繊維が消失しやすく、複雑な加工になるほど失われる栄養素は多くなります

例えば麦の場合、製粉されて小麦粉になると、約60%のビタミンが失われるといわれています。

食品添加物が多い

加工食品には、味や見た目を整える、品質を維持するといった目的で食品添加物が使用されているものがあります。

例:菓子類の着色料や甘味料、ハムやウインナーの発色剤、弁当類の保存料など

日頃から加工食品を摂っていると、食品添加物の摂取許容量を超え、健康を害してしまうおそれもあります。加工食品の摂りすぎには注意が必要です。

このように、加工食品は利便性が高いというメリットがある反面、体に悪いというデメリットがあります。ですが、このデメリットを抑制する技術が昨今注目されています。

それが冷凍技術です。

冷凍は加工食品のメリットである利便性の高さを持つと同時に、添加物などを抑えた健康にも良い商品作りが可能です。

また、冷凍は美味しくないというイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、冷凍技術の進化により品質の良い冷凍食品が数多く出てきています。

加工食品の長期保存に役立つ急速冷凍機

最新の急速冷凍機を活用すれば、食品の細胞を壊すことなく旨味や風味を閉じ込められるため、栄養素を損なうことなく、これまで冷凍できなかった食品ですら、品質やおいしさを維持することができます。

また、冷凍で菌の繁殖などを起こさず保存が可能となるため、食品添加物を入れずに長期保存が可能です。

そのため、急速冷凍を活用することで加工品のメリットである利便性の高さを残したまま、体に良くかつ品質の良い食品となります。

特殊冷凍技術を用いた「アートロックフリーザー」は、食材や環境に応じて冷凍時間や風量などの冷凍工程を自動で調整する全自動急速冷凍機です。

特別な機構と最新テクノロジーを搭載したことで、従来の急速冷凍に見られた品質劣化を限りなく減らし、高品質な冷凍を可能にしました。

「生よりもおいしい、次世代の特殊冷凍食品」を誕生させたアートロックフリーザーについて、詳しくはこちらのページもご覧ください。

アートロックフリーザーについてはこちら

おわりに

加工食品には長期保存や時短調理が可能になるメリットがある一方、栄養の偏りや食品添加物の過剰摂取などがデメリットとして挙げられることもあります。

一口に加工食品といっても種類や加工度により形態はさまざまで、扱われる量も膨大です。飲食店や小売店などの事業においては、加工食品を急速冷凍することでコストや食品ロスの削減が望めるでしょう。

急速冷凍機に関するご相談やご質問がありましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

木下 昌之

デイブレイク代表
木下 昌之

70年続く老舗冷凍機屋の3代目。2013年、特殊冷凍テクノロジー×ITを軸に国内唯一の特殊冷凍機の専門会社としてデイブレイクを創業。各種メディアや書籍「フードテック革命」にてフードテック企業の代表格として紹介されるなど、「急速冷凍」をコアに食品流通業界の根本改革に邁進中。

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