団子の凍結(急速冷凍デモ)

本日は、団子を販売されているお客様向けに、凍結デモンストレーションを行いました。

お客様は、1日に2000本の団子を作られているとのことです。
ただ、現在はー40度のショックフリーザーで凍結しており、その凍結量の限界(一日60kg)があるために、その数量しか生産できず、
凍結量をもっと増やすことができれば生産数を増やしたい、とのご意向でした。

団子生地でしたらまったく問題ない旨と、一番小型の液体凍結機でも時間辺り20kgも凍結できることをご説明し、それなら解決できそう、とのご様子でした。

団子の凍結

容器に敷き詰めた団子生地をお持ちいただきましたので、凍結しやすいようにパッキングしました。

団子生地

草だんご生地

この他にも、裸のままの団子も試します。

団子を液体凍結機にセットします。

写真はありませんが、いつものようにパッキングした団子を液体凍結機にセットしました。

また、今回は、裸のままの団子を液体凍結機にセットすることも試しました。

裸のままの団子

凍結後の団子

凍結にかかった時間は10分程でした。
特に、裸のまま液体凍結機に入れた団子は、圧倒的に速く、お客様の質問にお応えしている間にカチカチになってしまいます。

裸で凍結した団子

パッキングした団子の凍結後

パッキングした団子の凍結後

解凍後の試食

凍結のスピードが早かったため、その場で試食をしました!
パッキングした団子と、裸のままの団子を、凍ったまま湯煎にて解凍し、食感を確かめました。

パッキングして凍結した団子

パッキングした団子

裸のまま凍結した団子

裸のまま凍結した団子

写真ではわかりずらいかもしれませんが、食感はパッキングした団子の方が、より作りたての状態と近い結果がでました。
もちろん、裸のまま凍結した団子も通常の冷凍とは比べ物にならないものです。

お客様は、一日の凍結量を増やすために、プレハブ冷凍庫や追加のショックフリーザーを検討していたようですが、それがまったく無意味であることに気付かされ、液体凍結機ですべてが解決できることを実感されました。
早速、ご購入の意思を示されました!

ご満足いただけて我々も喜ばしい限りです!

凍結デモへの参加について

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この記事の監修者

木下 昌之

デイブレイク代表
木下 昌之

70年続く老舗冷凍機屋の3代目。2013年、特殊冷凍テクノロジー×ITを軸に国内唯一の特殊冷凍機の専門会社としてデイブレイクを創業。各種メディアや書籍「フードテック革命」にてフードテック企業の代表格として紹介されるなど、「急速冷凍」をコアに食品流通業界の根本改革に邁進中。

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