【牡蠣200キロのロスをゼロに】急速冷凍機でロスの改善と事業拡大
- 会社名:
- 津奈木漁業協同組合 様
- 担当者名:
- 宮山 様
- 業種:
- 漁港
- 凍結品目:
- 魚介
- 都道府県:
- 熊本県
- 課題
-
ロスになってしまっている牡蠣を有効活用できないかと考えていました。
希少な足赤エビを通年通して販売したい。
急速冷凍機の導入を検討した経緯
ロスになってしまっている牡蠣を有効活用できないかと考えていました。
津奈木漁業協同組合では3年前から牡蠣の養殖をはじめました。養殖した牡蠣は牡蠣小屋で提供したり、飲食店に卸したりしていました。ですが、それでも牡蠣を販売しきれず、ロスになってしまいます。
そのため、この牡蠣をどうにか使えないかと考えていました。
急速冷凍を知ったのはその時期です。ロスになってしまっている牡蠣をストックして商品の原料にするなど、有効活用することができると思いました。
資金に関しても町の補助金も使えるということだったので導入を決めました。
急速冷凍機導入後の効果
牡蠣のロスがゼロになり、これまで無かった売上もあげることができました
以前であればロスになってしまっていた牡蠣を急速冷凍することで、商品の材料としてストックすることができるようになりました。そのため、機械を導入して以来、牡蠣のロスは出ていません。
また、漁獲量が少なく珍しいとされる足赤エビを急速冷凍することで、牡蠣小屋でサイドメニューとして一緒に販売できるようになりました。現在は、関東関西などの飲食店に卸しています。
もともと行なっていなかった足赤エビの販売で、急速冷凍機の費用を数年で取り返せるくらいの売上が出せているのは嬉しいですね。
また、漁協が使っていない時間には近くの農家さんや漁師さんに貸し出しも行っています。使っている急速冷凍機は町の補助金を使って導入したもの。そのため、町の人にだけ急速冷凍機を貸しています。
実際にお貸ししているのは、魚をフィレの状態で冷凍している方、果物を冷凍したものを材料にして、この夏からスムージーにして販売する方などです。急速冷凍機を貸し出すことで漁協が使っていない時間も機械を有効活用できています。
時期によっては、急速冷凍機へのニーズが高まり、ほぼ毎日稼働していることもあります。
お客様からの声
生と変わらず美味しいという声をいただきます
大変美味しいと言っていただけます。
正直、最初は冷凍した牡蠣を焼いて美味しく提供できればそれでいいと思っていました。ですが、生の魚介などを食べていただいても、お客さんに美味しいと喜ばれることが多いです。
イタリアンのシェフの方に津奈木まで来ていただき、急速冷凍して半年ほど保存した足赤エビを刺身で食べていただく機会がありました。その時も生と変わらず美味しいとご好評いただきました。
今後の展望
急速冷凍機を使ってロスとなっていた食材を使った商品の販売を始めていきます
現在、冷凍した牡蠣、エビ、イカなどの魚介を使った商品を作っています。
急速冷凍であれば商品の長期保管もできるため、比較的在庫リスクを抑えて商品の販売を始めることができます。
今後はそう言った商品の販売も進めていく予定です。
デイブレイクに相談した理由、相談して良かった点
導入後も充実のアフターサポートや様々な情報提供に助かっています
実は隣の漁協にも同じ機械を入れている方がいます。その方のところには、導入後にメーカーや代理店からの連絡などはないそうです。
デイブレイクさんはアフターサービスもしっかりしていて、機械を導入した後も、サポートや事業のヒントとなることを教えてくれたり、困っていることの相談に乗ってくれます。
このように導入後も気をかけてくれるのが嬉しいですね。