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【簡単設置で大量保管】プレハブ冷凍庫の機能と価格

 冷凍した食品の大量保管に最適な「プレハブ冷凍庫」をご存知ですか?

 

プレハブパネルを組み合わせて設置する冷凍保管庫です。
簡単に設置することができ、広さや間取りを使いやすいように自由に決めることができます。

スペースを有効活用し、必要に応じて増設することが可能。

大量の食品を一括で冷凍保管し、増産する場合にも備えることができるので、食品加工場や食品メーカー、飲食店など様々な場所で導入されています。

組み合わせ自由!プレハブ冷凍庫の機能

プレハブ冷凍庫の機能
出典:http://www.hoshizaki.co.jp/p/prefab/kozo/index.html

 プレハブ冷凍庫とは、冷凍した食品を保管するための保管庫のことです。
プレハブパネルを組み合わせて部屋を作り、一般的なクーラーと同じような仕組みで室内を冷却装置で冷やします。

硬質ポリウレタンフォームなどの断熱材を用いた、ウレタン発泡断熱パネルを組み合わせて設置するので、機密性に優れています。

プレハブ冷凍庫の設定温度は、およそ-25℃~-15℃。用途に合わせて温度を設定することができ、徹底した温度管理によって食品を保存することができます。

また、用途によってパネルを組み合わせることができるので、高さ、床面積、大きさなどを自由に設定して部屋を作ることが可能。
用途や事業拡大に合わせて、増設することもできます。

このように、自由にパネルを組み立てて作ることができるので、工場の1室や倉庫など、場所を問わず設置することができます。

工場や店舗などが移転する場合にも、パネルを外し再度組み立てることで簡単に設置し直すことができます。

冷凍した肉類、魚介類、冷凍加工食品を大量に保管することができるので、精肉店や水産仲介業者、食品メーカー、旅館やホテルなどで導入されています。

業務用冷凍庫よりも大量の食品の保存が可能というだけでなく、スペースを有効活用することができる、倉庫の賃貸料や運搬費用を削減することができる、などのメリットがあります。

食品を冷凍保存するためのプレハブ冷凍庫のほかにも、食品を冷蔵保存するためのプレハブ冷蔵庫もあります。プレハブ冷蔵庫は野菜や米などの食品や飲料の冷蔵保管庫、玄米低温貯蔵庫、ワイン貯蔵庫として使われています。

また、食品だけでなく、花などの植物の冷蔵保管庫としての用途などもあります。

複数のプレハブ冷凍庫やプレハブ冷蔵庫を設置することで、用途に合わせて温度を設定し、最適な状態で食品を保管することが可能。

また、冷却器が故障したときなどに、他の部屋に移すことで食品を守ることができます。
-25℃~25℃の間で温度を設定して食品を保管することができるので、食品加工場、飲食店、スーパーなど、様々な場所で導入されています。

プレハブ冷凍庫の価格帯

プレハブ冷凍庫サイズ比較
出典:http://www.hoshizaki.co.jp/p/prefab/

 プレハブ冷凍庫の価格は坪数によって異なり、0.5坪から100坪以上と、幅広く対応しています。

価格は、0.5坪で40万~50万円ほど。3、4坪の大きさになると、100万円以上することが多いです。

冷凍機一体の小型タイプ(大体3坪までの大きさ)ならば、低価格かつ簡単に設置することが可能。その日のうちに設置することができるので、ほかの業務への支障を最小限に抑えることができます。

手順に従ってパネルを組み立てるだけで工事が不要なので、業者に頼まずに設置する方もいます。とは言っても、慣れていないと大変なので、業者に頼む方がほとんどです。

大型サイズになると、冷凍機をプレハブ庫の外に置くセパレート型になるので、設置に工事が必要となります。

メーカーや販売業者よって、パネル搬入、組み立て工事、照明取り付け、設置、試運転などが含まれている価格表示と、含まれていない価格表示があります。

業者によって別途費用にかかる金額が異なるので、設置にいくらかかるのか見積もり時に確認する必要があります。

また、オプションによって、電動扉、スロープ、エアーカーテンなどをつけることができ、使い方によって色々と組み合わせることができます。

例えば、扉の開け閉めが多いとプレハブ庫内の温度が上がりやすくなってしまうので、エアーカーテンや前室などをつけると庫内温度の上昇を防ぐことができます。

また、台車を使って食品を出し入れするのであれば、スロープがついていると便利です。

食品の低温保存に!プレハブ冷凍庫の導入事例

プレハブ冷凍庫の導入
出典:https://www.eco-plan.info/gallery/1766/

 様々な事業所などでプレハブ冷凍庫は導入されていますが、どのように使われているのか具体的に例を挙げて見ていきたいと思います。

導入事例1 公園事業所でのバーベキューサービス

公園でのバーベキューサービス事業を開始するにあたり、食材の保管のために導入。

オーダーメイドで、大きさや形を自由に調節することができるので、どんな場所でも設置することができます。 

1日かからず設置作業が完了するので、365日営業の事業所でも他の業務に支障が出ずに導入することができます。

プレハブ冷蔵庫と併用することで、バーベキュー用の食材だけでなく飲み物などを保管することも可能。

需要が増えた際にスペースを広げることができるので、今後のニーズに合わせて使用することができます。

導入事例2 惣菜食品メーカー

惣菜の食品メーカーでは、新工場への移転を機にプレハブ冷蔵庫、プレハブ冷凍庫を導入。

用途や食品に合わせて最適な温度設定で保管することができるので、食材の低温保管庫、製造した商品の冷凍保存庫など多様な用途で使用することができます。

冷蔵、冷凍スペースが従来の約3倍になり、多くの食品を保管できるようになりました。また、工場外の保管倉庫に預けていた原料を一括で保管できるようになり、作業効率が向上

生産ラインを増やすことができ、増産体制を整えることが可能になりました。

導入事例3 酒造メーカー

酒造メーカーでは、酒の品質を維持するための低温保管庫として導入。

酒は温度や光の影響を受けやすいため、保管が難しいとされています。製造した酒の品質を落とさないため、低温保管庫で保管して出荷する必要があります。

プレハブ冷凍庫はスペースを広く使うことができるので、より多くの酒を保管することが可能になりました。

また、スペースを広げたい場合に増設することができるので、生産体制を拡大する際に対応することができます。

導入事例4 食品加工メーカー

信州・長野県でとれる食材を使った食品加工メーカーでは、プレハブ冷蔵庫、プレハブ冷凍庫を多数導入。

素材を活かして品質の良い商品を作るために、食材の保管庫として使用しています。冷蔵保存と冷凍保存、用途に合わせて食品を一括で保管することができます。

しっかりとした衛生管理のもと食材を保存することができるので、美味しさ、品質にこだわった商品を生産することが可能です。

まとめ

 プレハブ冷凍庫は、業務用冷凍庫よりも大量の食品を保管することができ、使い方に合わせて自由に設置することができます。

必要に応じて増設することができ、幅広く使用することもできます。

冷凍した食品の保管庫として、プレハブ冷凍庫を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

木下 昌之

デイブレイク代表
木下 昌之

70年続く老舗冷凍機屋の3代目。2013年、特殊冷凍テクノロジー×ITを軸に国内唯一の特殊冷凍機の専門会社としてデイブレイクを創業。各種メディアや書籍「フードテック革命」にてフードテック企業の代表格として紹介されるなど、「急速冷凍」をコアに食品流通業界の根本改革に邁進中。

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