馬刺の凍結(急速冷凍デモ)
お客様は衛生面の課題をクリアでき、かつ解凍後に生のまま食べてもおいしい高品質な凍結をしたいというご意向で、今回の凍結テストにご来場していただきました。
馬肉は2011年より、食中毒対策として-20℃で48時間冷凍することが義務付けられました。
馬肉はまれに軽い食中毒が発生することがあり、「サルコシスティス・フェアリー」という寄生虫が原因です。その寄生虫は馬刺を冷凍処理すると防ぐことができます。
しかし、馬刺を通常の方法で冷凍すると多くのドリップが出てしまい、品質が落ちてしまします。
そのため生食になじんでいる生産地の地元では「冷凍すると味が落ちる」と意見もあり、冷凍に対する抵抗が強いのも事実です。
冷凍が義務づけられたことにより、生産者の方は安全性を保ったまま消費者に届けられるようになった反面、解凍後のドリップや変色(光沢)に悩まれる方が増えています。
しかし、急速冷凍機で凍結するとこのような問題が解決できるため、消費者はいつでも新鮮で美味しい馬肉を食べる事ができます!
弊社の急速冷凍機ですと、特に生鮮の肉につきましては、解凍後のドリップ量の減少と品質には絶対的な自信がありますので、自信を持ってお薦めさせていただきました。
馬肉を取り扱っている業者の方は必見です!
馬肉の冷凍前
今回のサンプルは上馬刺し、ヒレ馬刺し、焼き肉用の馬肉の三種類です。
凍結前にしっかりと真空包装してあるので、そのまま凍結機械に投入します。
上馬刺し
ヒレ馬刺し
焼き肉用の馬肉
今回は弊社で扱っている急速冷凍機(空気凍結機、液体凍結機(アルコール凍結機))による比較テストを行いました。
馬肉の解凍結果
光沢、食感、味などを比較した結果、どの機種も一般冷凍よりも圧倒的に品質が良い結果となりました。
しかし、急速冷凍機の中でも食材との相性があり、三種類の部位によって最適な冷凍庫が異なるという結果が出ました。
お客様は凍結機によっての相性の違いに大変驚かれていました!
上馬刺し
空気凍結機
液体凍結機(アルコール凍結機)
ヒレ馬刺し
空気凍結機
液体凍結機(アルコール凍結機)
焼肉用の馬肉
空気凍結機
液体凍結機(アルコール凍結機)
実際に急速冷凍機を導入し、歩留まりを改善し、収益性を大きく改善したお客様もいらっしゃいます。また、馬肉の場合は凍結や保管をする際に注意すべきポイントがあります。
そういった活用する際のコツなどもありますので知りたいという方は是非ご気軽にご連絡ください。
凍結比較テストに関して
弊社のテストルームでは、複数の急速冷凍機を同時に試すことができます。実際にご自身の食品をお持ち込みいただき、急速冷凍機の品質の差をご自身の舌で確認することでお客様に最適な急速冷凍機を選ぶことができます。
食品の種類や量、調理方法によって最適な急速冷凍機は異なり、品質に大きな影響が出てしまいます。
実際にテストせずに急速冷凍機を選んでしまい品質が思った以上に悪く使えないというお悩みの声を多くいただきます。
急速冷凍機の選定に失敗したくないという方は是非一度お越しいただき急速冷凍の品質を体感していただければと思います。(遠方などの理由からどうしてもテストルームに来れない方のために郵送テストも行なっております。)
遠方からのお客様も多く、連日多くの方からお越しいただいておりますので、
もしご興味ございましたらご気軽にご連絡ください。