果物(バナナ、キウイ、アボカド)の凍結(急速冷凍デモ)

本日は、バナナやキウイ、アドカドなどの青果物の加工をされているお客様向けに、凍結デモンストレーションを行いました。

お客様は、商品にならずに月間15トンもの熟れた可食部分を廃棄してしまっており、これを凍結で再利用する術はないかと悩まれてのご来社でした。

この”もったいない”をなんとかしたいという思いを持たれており、弊社のミッションである「世の中のもったいないを無くす」と非常に近く、共感いたしました!

液体凍結機の凍結でも、生の青物野菜や果物ですと、解凍後に生の商品として販売することは難しいですが、凍結自体はバツグンですので、加工品や調理品などのように二次利用することは全く問題ないです!

バナナ、キウイ、アボカドの凍結

それぞれに関して、以下の3パターンを試しました。

  • そのまま(皮のまま)の状態
  • 半分にカットした状態
  • 皮をむいた状態(パッキング)

バナナ

凍結前のバナナ

キウイ

凍結前のキウイ

アボカド

そのままのアボカド

半分に切ったアボカド

パッキングしたアボカド

パッキングしたもの以外は、裸のまま液体凍結機の中に沈めます!

液体凍結機の中のバナナ

凍結後の果物

今回の場合ですと、25分ほどで完全にカチカチになってしまいます。

よく言われますが、バナナは釘が打てるほどの固さです!

裸で入れたので、一旦、段ボール+新聞紙で受け、アルコールを丁寧に拭いて、冷凍庫に保管します。

凍結後の果物

お客様は後日、前述の3パターンでの解凍評価を行い、二次利用のアイデアを膨らませたいとのことでした!

弊社としても、果物の活用事例として大変興味深く、引き続きサポートさせていただくこととなりました!

凍結デモへの参加について

今月も既に多くの企業様に急速冷凍デモに参加していただいています。

急速冷凍の力を貴社の食品で試してみませんか?

弊社テストルームでは、各メーカーの急速冷凍機を一度に試すことができますので、一見の価値があります!

お問い合わせいただいた企業様の半数以上の会社様に参加していただいていますので、
ご参加の希望は、弊社担当に遠慮なくお申し付けください。

03-6453-7357

 

この記事の監修者

木下 昌之

デイブレイク代表
木下 昌之

70年続く老舗冷凍機屋の3代目。2013年、特殊冷凍テクノロジー×ITを軸に国内唯一の特殊冷凍機の専門会社としてデイブレイクを創業。各種メディアや書籍「フードテック革命」にてフードテック企業の代表格として紹介されるなど、「急速冷凍」をコアに食品流通業界の根本改革に邁進中。

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